日本の女性たちよ~いっちょやってやろうというゴツゴツした魅力を取り戻して・・・
安倍晋三元首相の国葬や、旧統一教会と政界との癒着が大きな社会問題となるなど、なにかと自民党の存在に注目が集まるいま、7月に出版された安藤さんの著書『自民党の女性認識「イエ中心主義」の政治指向』(明石書店)が話題だ。
■森会長の「わきまえる」とは「出すぎたことをするな」ということ
「『イエ中心主義』を簡単に言えば、女性を一個人として認識するのではなく、『女は家に閉じこもって良妻賢母をやっていればいいじゃないか』ということ。自民党が、そうした価値観を、この世の中に政党の戦略として植え付けてきたんだという事実を、この本を通じて世に問いたいと思いました」
最近も、女性の尊厳をめぐって社会的議論が巻き起こった。きっかけは、’21年2月の東京五輪・パラリンピック組織委員会での森喜朗会長(当時)の、女性に対する、いわゆる「わきまえる」発言だった。
「わきまえるとは、森さんの発言をもっと簡単に翻訳すれば、「出すぎたことをするな」ですよ。
その会議に同席していた女性たちは笑っていたということですが、私自身、そういう男社会の中でキャリアを積んできて、同様の体験をしている。そういう発言を、私たちは愛想笑いで聞き流してきた世代なんですね。
特に政治の世界では、男性たちが一生懸命に作ってきた世界がある。私は「ボーイズクラブ」と呼ぶんですが、その牙城があって、それが今の現状なわけです。
’21年秋の衆議院選挙でも、当選した女性の比率は9.7%で1割を切っていた。ですから、女性が個人として立候補して議員になるという図式は、簡単には成立しないわけですよ」
■自分の経験から、森前会長の暴言に対して笑ったという女性の気持ちもわかる
1958年11月19日、千葉県市川市に生まれた安藤さん。都立日比谷高校時代には、アメリカ留学も体験し、卒業後、上智大学外国語学部比較文化学科(現・国際教養学部)へ。
ホテルウーマンを目指していたが、アルバイト中にテレビ朝日のディレクターにスカウトされ、20歳にして飛び込んだテレビ業界は、想像以上に男性社会だった。
「どこを見渡してもおじさんばかりで、アナウンサーとしても、女性は子供向けニュースを読んだり、天気予報だったり、いわゆる“やわネタ”を担当するのが業界のおきて。
そこへ女子大生の私が現れたわけですから、おじさんにしてみれば本当に宇宙人で、最初は厳しい排斥に遭うわけです。怒られ、無視されると、やがておじさんにかわいがってもらうしかないという知恵が働く。いわゆるペット化です。
少し仕事ができるようになると、今度はおじさんと同じようになって、そのクラブでおじさん化して一緒に働く。つまりは同化。そうやって自分の居場所を作ってきたかつての体験があるから、森前会長の暴言に対して笑ったという女性の気持ちもわかるんです」
■女だからって絶対「ノー」は言いたくなかった。でもそれっていびつ、不自然
そんなとき、仕事のチャンスが訪れる。当時の中曽根政権の内閣改造を前に、プロデューサーから自民党の重鎮の金丸信のところへ取材に行けと命じられたのだった。「政治家はおねえちゃんが好きなんだよ」との理由だった。
最初は、金丸氏も女子大生のファンが来たと勘違いした様子もあったというが、結果として、安藤さんは、マスコミ嫌いの大物政治家からコメントを引き出すことに成功する。
「それで局に帰ったら、「やればできるじゃん」に続いて、プロデューサーたちが放ったのが、「なっ、政治家はおねえちゃんが好きと言っただろ」という言葉。
あれが、私が変わった瞬間でしたね。二度と、女だからとか、若いからとか、そういうセリフを言わせたくないし、そのためにどうするかと考えたとき、女であることを感じさせないようにしようと思ったんです。
誰よりも早く現場に行く、トイレもなく飲み水にも困るような戦場にだって行く。絶対、女だからって「ノー」は言いたくなかった。それは、私の意地だったんですよ。
こうして女性性を封印したわけですが、でも、それってまた、いびつ、不自然じゃないですか」
■「家庭長」なんて持ち上げて、家事、育児、介護すべてを女性に無償で押しつけた
社会で女性が活躍することを封印せざるをえないような、自民党の女性認識を象徴する言葉がある。
「’70年代の日本型福祉社会論のなかに「女性はすぐれた『家庭長』である」という認識が示されているんです。自民党の研修叢書にも〈家庭長は家庭内安全保障を担う大変重要な役割〉と、はっきり書かれています。
夫が安心して働ける状態を作り、子供を元気に育てて、そしておじいちゃん、おばあちゃんの面倒をよく見て豊かな老後環境を作って差し上げる。それらを全部担うのが、家庭長である女性である、と。
ひどいもんですね。家庭長なんて持ち上げて、すべてを女性に無償で押しつけたわけです。自助がうまくいけば、公助は極めて低減され、この女性の活躍により日本の福祉予算は低減されるんです。
安倍政権に始まり、次の菅政権では、もっと明確に「自助・共助・公助」と言葉にして掲げられたので、私はひどく落胆しました。ここにも、イエ中心主義の影響が出ています。実際に先の文書には、〈家庭長はパート・タイムで働く方が無理がない〉とあります。
もちろん、パートや非正規を選ぶ人がいてもいい。私が言いたいのは、国の押し付けではなく、個人の選択に委ねる社会であってほしいということ。
現実に、このコロナ禍の今、日本の福祉予算の低減に寄与すべく一生懸命にパートタイムでやってきた女性たちが、その仕事を失っています。
そこに至って、やっぱり自助だよと突き放されたら、やってられないですよね」
■「誰もが個人として認められている」10代でのアメリカ留学でも光景が原点
彼女が、「個」を大切にする社会や民主主義について考えるとき、いつも根っこにあるのが10代で体験したアメリカ留学だ。
「私が留学したのは’76年で、ちょうどジミー・カーターさんが選ばれた大統領選挙の年でした。
「私のホストファミリーのベイリー家は6人も子供がいる大家族で、食事どきには年上の兄姉の元カレや元カノまで集まって、いつも政治談議に花を咲かせていました。
日本の核家族の真逆で、イエや血縁は関係なくて、それを“エクステンディッド(拡大する)ファミリー”と言いますが、だから肌の色の違う私も排除されない。そんな誰もが個人として認められ、つながっている光景の記憶が、その後もずっと、私の中に鮮明にあるのだと思います」
■女性天皇については、現状をふまえれば、男系女子の天皇であれば問題はない
日本で「家」の最たる象徴といえば天皇家を思い浮かべるが、これも昨今の議論となっている女性天皇について、問うてみた。
「私は容認派です。この国の成り立ちにも関わる問題ですが、現状をふまえれば、男系女子の天皇であれば、問題はないと思います。
考えれば、究極のイエ社会というのは明治時代にさかのぼるのかもしれません。自民党は、そのころの価値観までを引っ張り出してきて、その女性認識が今も継承されているわけですから驚きですよね」
■女性でも男性でも個人がレスペクトされる社会を目指していきたい
「私自身、この本を書いて変わったのは、社会のなかで女性が生き生きと働く後押しをしたいと、以前にも増して思うようになったこと。後ろに続く後輩たちには、「自分らしさ」を封印する生き方は絶対にしてほしくありません。
そのときに、ごく自然に男女の垣根なく生活している、まさしくジェンダーレス世代の若い男性にも希望を持っています。
そんな思いもあって今、女性の政治リーダーになりたい、政治に関わっていきたいという若い世代を応援する団体「パリテ・アカデミー」のお手伝いをしています。私自身もセミナーで、取材を通して見てきた国際関係論などについて語ることもやっています。
今後は、政治とメディアとアカデミズムを結びつける活動を私らしく続け、女性でも男性でも、個人がレスペクトされる社会にしていきたいと思っています」
<このニュースへのネットの反応>
■女性自身の「光文社」の役員一覧。男性率100% →→→ ■「武田真士男、大給 近憲、古谷俊勝、佐藤均、烏山公夫、爲田敬、内野成礼、野間省伸、金丸徳雄、井上晴雄、牛嶋勉」 男女比「10:0」
▲ 男女平等ランキングは、「女性の奴隷化」が進んでる国という事。女が出産&育児が出来ず、上位30位以内はどこも「日本より出産が少ない」。 なお日本の出産は「世界13位」。他の187ヵ国は日本より出産が少ないのだ。
女性を「聖域」にするな。無理やり女性枠でねじ込み、有能な男を(男だから排除)という制度をやったら本末転倒だろう。そんなねじ込みをしてもらって、日本人女性ってのは喜んじゃうような民度なんですか? 「実力社会にすべきだ」と主張するのが筋なのに、「女性をもっと増やすべきだ」は、「差別のやり返し」に過ぎない。
女性差別だ!と言うのなら、「実力主義社会にしろ!」と言うのが筋であり、「女性枠」でねじ込むのは「差別のやり返し」でしかない。男と女は戦争してる訳ではない。 女性枠でねじ込むのは、つまり「投票」を軽視し、特別枠の使用であり、これは「民主主義の破壊」に他ならない
「普通に選挙で決めたのでは絶対に落選してるはずの人」を、女性枠でねじ込み、逆に、「勝つはずだった人」を、「男だからと言う理由で落選させた」。これは「差別のやり返し」に他ならない。
本来、フェミニズムとは、「女性を労働から解放する」「女性に楽をさせる事」なんだよ。 どこで「女にも男並みの労働をさせる」に変わったと思う?奴隷労働者が欲しい経団連が介入したからだ。
フェミニスト活動家は、必ず「慰安婦系」と「ウリスト教」団体にも所属している。 たとえば上野千鶴子は「のりこえねっと」だ。 SEALDsの幹部&立ち上げメンバーは8割が「国際基督教大学」の出身者だ。 女性団体は*婦人部&日弁連のグル。 つまり日本の女性団体&フェミはほぼすべて、「在日&カルト宗教」に属する
ちょくちょく湧いて出る韓流ゴリ推しババアw
「日本の女性たちよ、“わきまえないオンナ”になろう!」じゃなくて「男女関係なく物事をしっかりわきまえられる人間になろう」のほうが好きだな。ジェンダーギャップをなくそうは正しいと思うが方向性が嫌い
弁えない?山本太郎みたいなやつのことですか?あんな政治家量産されたら、日本終わるわ。
男女平等そのものには賛成だが、じゃあこいつらがやってるのはそれかというと、女性特権作成、男女分断工作でしかない。昔の家制度での女性が家事やるのだって役割分担の一環で、むしろ男性の責任が今以上に重かった点はロクに取り上げないのが差別的だ。
産廃ゴミクズ女の為に負担やわきまえを強いられる男性について一言。
男にも言えること。わきまえるとかいうおかしな思想で自分の主張をせず相手に合わせ、それでなにか上手くいくことがあるのか?空気を読むとかわきまえるとかで生まれるのは同調圧力だけ。
「わきまえる ー 見分ける。弁別する。区別する。物事の道理をよく知っている。心得ている。」→ わきまえないということは、この逆ということなんだけど、思い込み激しいと気付かないのよね。
“自分”って単語知っとるけ? 『自らの分をわきまえる』って意味なんだけど、あなたには“自分”が無いってことでOK?
*になれが許されるのは猪木だけなんよ。
お前が嫌われてるのは弁えてないんじゃなくて常識が無いからだよwww
わきまえなかったから2度も不倫略奪婚したんだろw
男女問わず、わきまえない人間からは人は離れていくのみだぞ。
別に女性としての立場を低く見積もらない的なのは弁えなくていいけど、社会人としては普通に弁えろよ