中日柳裕也「ルーキーがチームに溶け込みやすい雰囲気を作りたい。早くご飯に行きたいです」

　中日の選手会長を務める柳裕也投手（29）が5日、来年からチームに加わるルーキーの歓迎ムードを先輩として醸成していくことを誓った。

　「チームに溶け込みやすい雰囲気をつくりたいですね。やりやすい環境を整えて一緒に頑張っていけたらいい」。期待と不安が同居する新人選手が野球に集中できる環境をつくるのがチームのためになるのならば、その役割を買って出る。

　明大から2016年ドラフト1位で入団。鳴り物入りで入ったプロの世界は「初めて会う人ばかりで緊張したし、気持ちの余裕がなかった」という。そんな中、当時の選手会長・大野雄にすぐにご飯に連れて行ってもらい緊張がほぐれた。「周りは入りやすい環境にしてくれていた。次は自分の番」。チームの柱としての自覚をにじませる。

　今年のドラフト会議では育成ドラフトを含めて10人を指名。入団交渉はこれからだが、この中に津田（三菱重工East）、土生（BCリーグ・茨城）と母校・横浜高OBがいる。「早くご飯に行きたいです」と後輩たちに優しいまなざしを向ける。

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