中日立浪「渡会は頭一つ技術的に抜けてます。」

中日は２５日、東京都内のホテルでスカウト会議を行い、社会人野球ＥＮＥＯＳの度会隆輝外野手をドラフト１位で指名することを公表した。立浪和義監督が明かした。

　スカウト会議後に報道陣の取材に応じた立浪監督は「度会でいくことに決まりました」と明言。「ドラフトの選手の中で打者では頭一つ技術的に抜けている」と説明した。

　ヤクルトで活躍した父・博文さんを持つ度会は、俊足、強肩に加えて長打力を兼ね備えたシュアな打撃が光り、２２年の都市対抗野球では４本塁打、１１打点で同大会のＭＶＰにあたる橋戸賞を受賞した強打者だ。現時点では度会をドラフト１位指名することを公表した球団はないが、競合した場合は立浪監督が抽選に臨む。

　万が一、抽選に外れた場合は投手指名が基本線となるという。さらに２位以下の指名については「残った中からいい投手でということを考えている」と投手指名を明言した。