中日・立浪監督「酷なことをしました」 9回に投入した近藤が1回10失点と火だるま
【セ・リーグ 中日2―18DeNA ( 2023年8月25日 バンテリンD )】 中日は終盤にリリーフ陣が大炎上し、今季最多の20被安打、18失点の大敗で連敗が7まで伸びた。2―8の9回には4番手の近藤が1イニング10失点と火だるま。大差が付いていたこともあり、交代させなかった立浪監督は試合後、今季初登板だった左腕へ“謝罪”の言葉を口にした。
「最後、近藤のところは気の毒でしたが、勝ちパターン(の投手)しか残っていなかったので。酷なことをしました」
近藤が登板した時点ですでに敗色濃厚で、ブルペンには防御率が1点台以下の5投手しか残っていなかった。ただ、あそこまで歯止めがきかなくなるのは想定外だった。
あまりにも後味の悪い黒星に「投手陣が崩れ出しているので、どうしても先に点を取られると、非常に厳しい展開になる。先に点を取っても、追いつかれてね…」と、悩みは深かった。