【zakzak】立浪監督「お前、分かってへんのか!」【デジタルちり紙】
「お前、分かってへんのか!」
立浪監督も自らの打撃理論に揺るぎない自信を持ち、若手に開花のきっかけをつかんでもらおうと試合前練習中に突如、マンツーマン指導を開始。選手を困惑させて昨季はチーム内で「教え魔」と陰口を叩かれたが、今季も相変わらずで「自分が現役時代に通算2480安打を残した、いわゆる〝大根切り〟スイングを選手に強く推奨する」と球団関係者は証言する。
立浪監督も自らの打撃理論に揺るぎない自信を持ち、若手に開花のきっかけをつかんでもらおうと試合前練習中に突如、マンツーマン指導を開始。選手を困惑させて昨季はチーム内で「教え魔」と陰口を叩かれたが、今季も相変わらずで「自分が現役時代に通算2480安打を残した、いわゆる〝大根切り〟スイングを選手に強く推奨する」と球団関係者は証言する。
成功例として、同じ左打ちで指揮官と背格好が近い岡林勇希外野手(21)が〝チルドレン〟の筆頭格としてレギュラー定着。一方で、「今は打者のタイプ別に指導する時代。(立浪監督に)一方通行な指導を受けた選手がしばらく後、元の打ち方に戻すと『お前、分かってへんのか!』と怒り出し、2軍に落とされたケースもある」と前出関係者は明かす。
ある選手もこうした状況を認め、「監督には『はい』『いいえ』『そうですね』としか言えない。常に顔色をうかがいながらプレーせざるを得ない」と話す。まるで立浪監督が在籍していた時代の、上下関係が極めて厳しいPL学園高のような張り詰めた空気がチームを支配しているのだ。首脳陣も例外ではなく、「自分の指導内容が指揮官の意見と相違すると分かった途端、手のひら返しで『そっちがいいですね!』と迎合するコーチがいる。とても悩みを打ち明けられない」と、この選手は肩を落とす。
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