【悲報】WBC次期監督、選考が難航していた
2026年開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの指揮をとる次期監督の選考が難航している。
6月に東京スポーツが「前ソフトバンクホークス監督の工藤公康氏(60)に一本化された」と報道するも、他紙の後追いはなし。逆に日本野球機構(NPB)に「事実無根」と抗議されたという。
今年3月開催のWBCは栗山英樹氏(62)がエンゼルスの大谷翔平(29)ら、バリバリの侍メジャーリーガーを代表に招集し、世界一奪回に成功。次期監督には当然、連覇の期待と重圧がかかる。それが交渉難航の一因となっているようだ。
「かつては小久保裕紀氏(51・現ソフトバンク2軍監督)など、指導者経験のないプロ野球OBを抜擢したこともありましたが、結果は思わしくなかったとか。侍ジャパンの運営には読売新聞が深くかかわっているので、グループ会社である読売巨人軍の人脈から候補が挙がるのではないかと見られています」(スポーツ紙野球デスク)
思えば、初代監督の王貞治氏(83)も、東スポが候補に挙げた工藤公康氏も巨人との関わりは深い。前出のスポーツ紙デスクが続ける。
「U-12日本代表の監督を務めている井端弘和氏(48)も候補に入ってくるでしょう。中日、巨人で堅実な内野手として活躍。引退後は侍ジャパンでコーチを務め、一昨年の東京五輪で金メダル獲得に大きく貢献しています。
一昨年オフに立浪和義氏(53)が中日監督に就任した際、水面下でコーチ就任を打診されるも断ったんだとか。誰かの下につくのではなく、『自分でチームをマネジメントしてみたい』という気持ちが強いのではないか」
他にも高橋由伸氏(48)、古田敦也氏(57)が候補に挙がっているが……。
「高橋氏は巨人で一回、監督をやっていますが結果は芳しくなく、もう失敗はできない。古田氏はテレビ出演などタレント活動が順調で、1億円はくだらないと言われる収入を捨てることは考えにくい。リスクを取ってまで代表監督を受諾しないと思われます」(同前)