中日高橋「前回は納得できないピッチングだった。修正しないといけない」

　中日の高橋宏斗投手（20）が24日、ナゴヤ球場で休日返上練習を敢行した。22日の広島戦（マツダ）で６イニング２失点だった右腕は、フォームの見直しを行った。

　「前回登板で、納得できない球を投げて、納得できない試合をしてしまった。休んでいてもうまくならないし、修正しないといけないのでやりました」

　屋内練習場のブルペンでルイス通訳兼ブルペン捕手を相手に投げ込み。フォームを確かめるように、最初は山なりのボールで投げ初め、徐々に力を入れて立ち投げで約60球を投じた。「自分の中で投げている感覚が悪い。腕の振りとかを気にせず、もっとシンプルに。上からたたいて回転の良い真っすぐを取り戻せるようにやりました」。修正ポイントは「秘密です」と詳細は明かさなかったが、何度も「シンプルに」という言葉を口にした。

　22日の同戦は６回までに100球を要し、３四球。試合後に立浪監督は「ちょっとフォーム的なことも含めて１回見直さないと、なんとかフォークで抑えているという形になっている」とコメントしていた。「初めて中６日で投げ続けて感じていない部分での疲労もあると思います。ただその中で結果を残すのが一流です。原因ははっきりしているので、そこを反復練習で定着させたいです」と高橋宏。背番号19の復活を誰もが待っている。

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