中日松山、ドラフト前夜は大学グラウンドのマウンドで就寝
自らのことを「結構変わっているんです」と語る。象徴的なのがドラフト前夜。昨年10月19日の夜、松山は大学グラウンドのマウンドにいた。「最後はやることやって、野球の神様にお願いするしかないと思ったんです」
部の関係者に許可を取り、マネジャーに手伝ってもらって寮で使っていた布団を用意した。そのまま午後10時にマウンドの上で就寝。虫よけ対策として蚊取り線香を焚き、防寒対策としてベンチコートを着込んだ。青森の夜空を眺め、祈りながら眠りについた。
迎えたドラフト当日。目覚めたのは朝5時半だった。「なんか声するなって思ったらサッカー部が朝練をしていたんです」。起床後はいつものルーティンで過ごし、運命の時を待ち、竜と結ばれた。
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