中日石橋、クリーニング手術の後膝も痛めていた
今季の中日が登録している捕手は7人いるが、石橋で早くも6人目の1軍昇格だ。しかし、その中には高卒2年目の味谷、高卒ルーキーの山浅がいる。大差のついた展開や代打ならまだしも、大事な場面で使うには当然ながら経験が足りない。つまり、石橋はチームが待ち望んだ「第2捕手」なのだ。
ここまで昇格も出場もずれ込んだ理由は、石橋のコンディションにある。昨年11月に、右肘と左膝のクリーニング手術を同じ日に行った。今季の開幕に間に合う前提で踏み切ったのだが、その後に誤算があった。2軍での練習中に送球が頭に当たって脳振とうを起こした。さらに5月初旬に左膝(手術とは違う箇所)を痛め、復帰時期が延期された。
https://www.chunichi.co.jp/article/709869