【芸能】現役グラドルが「水着撮影会に集う“ヤバいファン”の特徴」を暴露。お触り、過激なポーズの強要も
小学生の頃に芸能界デビューし、鳴かず飛ばずのままダラダラと業界に居座り続けた結果、今年で芸歴16年目に突入。現在は執筆業をメインに据えつつ、有名人になれる日を夢見て頑張る“限界アラサー”渡辺ありさです。
人生の半分以上を芸能の世界に捧げた私が、業界に関する素朴な疑問や噂話についてズバッとお答えしていきます。今回のテーマは「撮影会」。存在自体はご存じかと思いますが、参加した経験がない限り、実際何が行われているかは知りようがないですよね……!
◆これまで100回以上の撮影会に出演した筆者
撮影会とは、素人のカメラマン(ファン)が、グラビアアイドルや地下アイドルを直接撮影できるイベントのことを指します。衣装は私服、水着、コスプレなどさまざまですが、人気かつ主流なのは、やはり「水着撮影会」です。私も10代の頃から今日に至るまで、少なくとも100回以上は水着撮影会に出演しています。
撮影会には「団体撮影会(タレントとファンが1対数人の撮影会)」と「個人撮影会(タレントとファンが1対1の撮影会)」の二種類があり、団体撮影会は1時間5000~10000円、個人撮影会は1時間8000円~15000円くらいが相場です。
◆撮影会=エッチなものって本当?
人気のあるタレントは団体撮影会で15000円~、個人撮影会だと30000円以上かかる場合も。CDを購入すれば参加できる握手会や、数千円払えば撮影できるアイドルやコンカフェ嬢とのチェキに比べると、かなり高額に感じますよね。
そのせいか、最近では“水着撮影会=エッチなもの”という認識を持っている方が一定数いるようです。昨年5月『ABEMA Prime』にて撮影会のネタが取り上げられた際、「パパ活が横行している」「ファンにキスをされた子がいる」などといった情報が流れたことも、過激なイメージに拍車をかけているのかもしれません。
たしかに、完全個人で撮影モデルを請け負っている場合は、そういうリスクもあるのかもしれません。しかし、事務所に所属しているタレントが出演するような撮影会は、基本的にド健全です。水着の下はニップレスとアンダーの着用が必須だし、スタッフが常時見回りをしているので怪しい動きはできません。
では、絶対にアブないことが起こらないのか? と問われれば、そうとも言い切れないのが現状です。スタッフや出演者、他の参加者に迷惑をかける厄介なファン、そして、厄介なモデルが少なからず存在するのも、また事実なのです……。
さて、ここからは撮影会の現場で実際に起きている“ヤバいファン”について紹介していきましょう。びっくりしてしまうかもしれませんが、全部本当にいた人の話なんです……。
撮影会では、モデルにポージングのリクエストをすることが可能です。しかし、足を大きく開かせる、お尻を突き出させる、水着をギリギリまでズレさせる、食い込ませるなど、過激なポーズをお願いしてくる人も。
「嫌です」と断ってすぐに承諾してくれるなら良いのですが、あからさまに不機嫌になったり、断ったのにも関わらずあの手この手で過激なショットを狙って来ようとする悪質なファンもいます。こういうヤツのカメラはその場で叩き割っても良いというルールを、各撮影会団体が設けるべきですね。
◆2)他の参加者を威嚇するファン
団体撮影会では、カメラマンがモデルを囲んで撮影する「囲み」と、カメラマンが数十秒・数分ごとに交代しながらモデルを撮影する「順撮り」の2パターンがあります。
いずれの場合も参加者同士はわりと距離が近くなるのですが、その際にわざと肘をぶつけて他のファンを退けようとしたり、ファンとモデルが仲良く喋っていると「うるせえよ!」と怒鳴ったりする嫌な参加者がいます。(もちろん、撮影会中にファンとモデルが話してはいけないというルールはありません)。
そんな性格ですから、きっとリアルでは友達もいないのでしょう。可哀そうな人ですが、普通に迷惑なのでスタッフにチクって即出禁です。
◆3)お触りをしようとするファン
「水着のタグが出てるよ」「右手はこっちに持ってきてほしい」などと言って、モデルに触ってこようとするファンがいます。とはいえ、スタジオ内の撮影会であれば、スタッフが巡回している上に他の参加者の目もあるので、悪質な場合はつまみ出すことが可能です。
問題は、野外の個人撮影会。カメラマンとモデルが2人で街を歩き回りながら写真を撮る野外撮影会なるものがあるのですが(その場合、モデルはもちろん私服です)、移動中に手を握ってきたり、さりげなく身体を密着させたり、頭を撫でてきたりする気持ち悪すぎるファンがいるようです。
個室に入ることは禁止されているので、さすがにそれ以上のことをされたという話は聞きませんが、その場でスタッフに助けを求められないのが辛いところ。野外の個人撮影会でやたら触ってくるファンに当たってしまったモデルさんは、大声で「変質者です!」と叫びながら走って逃げるよりほかないのかもしれません。
【渡辺ありさ】
1994年生まれ。フリーランスライター兼タレント。ミス東スポ2022グランプリ受賞。東京スポーツ、週刊プレイボーイ、MEN’S NON-NO WEB、bizSPA!フレッシュなどで執筆
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