【芸能】《ワイドナショー》武田鉄矢が“老害”を語る「誰かがやっつけられる立場にならないといけない、その悪役が私」
1 フォーエバー ★ :2023/05/14(日) 09:24:47.95ID:2/ofSMp79
NEWSポストセブン
ネットでの心無い言葉にも「仕方ないです。認めます」と武田鉄矢さん
「海援隊」のボーカルとして『母に捧げるバラード』『贈る言葉』などの名曲を世に送り出し、俳優としては『3年B組金八先生』(TBS系)、『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)など今も多くの人の記憶に残るドラマや映画で主演してきた武田鉄矢さん。
【写真】1989年、紅白歌合戦の司会をつとめる武田鉄矢が若い!
近年は音楽活動、俳優業の傍ら、情報番組『ワイドナショー』(フジ系)のコメンテーターとしても活躍する。著名人のスキャンダルや社会問題について持論を述べる姿が話題だが、NEWSポストセブンの取材に武田さんは「私は番組では悪役。いつもやっつけられにいくんです」と語る──。【前後編の前編】
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『ワイドナショー』では何かと地雷を踏んでしまうみたいで、ネットには「老いぼれ」「老害、武田鉄矢」とか書かれているそうですね。私はネットニュースには興味がないから、自分で探して読んだりはしません。だからよく知らないのですが、仕事仲間が「あなた、今、すごい悪口言われているよ!」と教えてくれるんです。
仕方ないです。認めます。老害っていえば老害ですわね。
私の亡くなった母親の「年寄りだけは大事にしとけよ。損することはひとつもなかぞ」って口癖は名言だと思っていますが、甘えちゃいけないんですよ。74歳になった自分の戒めにしています。
私の俳優デビュー映画『幸福の黄色いハンカチ』で高倉健さん、『男はつらいよ』の渥美清さんと共演したと言っても、今の若い人たちは知らない人も多い。だから、自分のキャリアを自慢して、その思い出話をしたとしても聞いてなんてくれません。それよりも「ガーシーを語ってほしい」と、求められるわけです。でも、私はガーシーに会ったこともないんですから、うまいことなんて言えませんよ。
自分でもわかるんですが、年をとると喋り手として切れ味が落ちます。言い間違えもします。ガーシーについて、決してかばったつもりはないんですよ(編注/「人の悪口を言っただけ」などの番組内での発言がガーシー擁護と炎上した)。私だってネットで叩かれたら、落ち込んだりもします。でも、若い人と一緒にやっていたら、年齢や価値観も違いますから、つらいこともあるのが当たり前なんだと思っています。
だから「若い人には温かい目で見てほしい」とは思いませんが、こっちだって老いを一生懸命、修行しているんです。邪魔かもしれませんが、お互い、少なくとも同じ時代を生きて人生修行している同志。人それぞれの事情で、発言したり行動したりしているんだってことをわかってもらえるとありがたいですね。
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