またジョブチューンで酷評された・・・モスの“緑色バーガー”はなぜ!?

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またジョブチューンで酷評された・・・モスの“緑色バーガー”はなぜ!?

オンエアのたびに炎上や大きな反響を生み出すことでおなじみなのが、TBSテレビ系列の人気バラエティ番組『ジョブチューン』。5月6日は、ハンバーガーチェーンモスバーガー」の従業員イチオシTOP10メニューを、ミシュランで星を獲得する一流料理人がジャッジする回でした。

モスバーガーといえば、最新のある調査(※)では王者マクドナルドを抜いて人気ナンバーワンに君臨する実力を持つ、日本の老舗ハンバーガーチェーン。番組のジャッジでは満場一致合格が5品、合格が4品という大健闘を果たす結果となりました。

満場一致の不合格「ソイシーバーガー」

ここで気になったのが、唯一不合格になった、従業員イチオシ5位の「ソイシーバーガー」。満場一致の不合格がかえって強いインパクトを残す結果となりました。合格9品とは何が違ったのでしょうか?

今回は、モスの不合格バーガーを実食。ハンバーガーヒットのツボだけではなく、ハズレのツボについて考えていきたいと思います。みなさんにとって今後のメニュー選びのヒントになれば幸いです。

◆厳しい言葉が並んだ不合格コメント

不合格になった「ソイシーバーガー ~ソイのおさかなフライ~」(490円)は、主要原材料に動物性食材を使用せず、野菜と穀物を主原料にしたハンバーガー

これぞ、今注目の“プランベースフード”です。本物の魚のような風味と食感が味わえることがポイントですが、判定の肝となる味評価の部分では、「全体的にパサついていた、ジューシーさが足りない。」、「モスバーガーらしさ(野菜のおいしさ、日本人に合うおいしさ)が感じられなかった。」など、厳しい言葉が並ぶ結果となりました。

◆判定結果に強く納得することがあった

そこで私も実際に食べてみることに。ヘルシーバーガーとしての存在感は感じたものの、正直なところ判定結果と近い感情が芽生えたことは否定できません。

じゅわりと口に広がるようなジューシー感は弱く、かための練り物のようなフライタルタルソース(卵・乳製品不使用)の組み合わせに、従来のフィッシュバーガーを覆すような革新的な味わいは全く感じられませんでした。

◆新商品ヒットのツボは、おいしさを強く実感できること

これまで様々なハンバーガーサイドメニューを食べてきましたが、ヒットアイテムに共通しているのは、人気メニューを大きく揺るがすような“新しいおいしさ”があること。

開発の本気感にただならぬ厚みやこだわりがあることです。モスが掲げて「“おいしさ”で選ばれるプランベース商品」としては合格とは到底言い切れないレベル感だったのかもしれません。

ちなみにこの商品はZ世代インフルエンサープロジェクトとして生まれた商品であり、ここで作られた映像やZ世代の取り組みに対して文句はひとつもありません。

しかしながら食べ物ややっぱりどこまでいっても、「素直においしいこと」が重要です。食べる人ひとりひとりの「おいしい」が強い基盤となって確かな人気を作り出すのではないでしょうか?

そして今回は他にも二つの違和感を発見しました。

◆失敗の原因は、“半信半疑”の提起

今回のソイシーバーガーが全くおいしくなかったわけではありません。それを前提としても、今回沸き上がった違和感が二つありました。

まずひとつめは、「半信半疑で食べてみて」という店頭ポスターの呼びかけ。この商品の出会いを“半信半疑”に設定していることは、待望の新商品を試す時のお客のワクワク感や期待感とはマッチしないように感じたのです。これはZ世代らしさで片付ける話ではなく、開発メッセージに込めるべき真摯な本気感はどの世代の心もつかむもの。この商品のゴールがいまいちわかりませんでした。

◆「緑色のバンズ」の採用は不可解

そしてもう一つは、バンズの色。これはほうれん草ピューレーを練りこんだものですが、この色合いはビジュアル的にも経験則的にもハンバーガーのおいしさを盛り上げるカラーではないと感じます。

野菜を練り込んだバンズで成功しているのは、フレッシュネスバーガー北海道産の栗かぼちゃを練り込んだ黄色いバンズは食欲をそそる色合いです。モスバーガーがなぜグリーンバンズを採用したのかは不可解であり、これまで数々の名品を作ってきたハンバーガーチェーンの真の実力とは信じがたいものでした。

食の選択肢を広げる多様性を実践しているモスバーガーの企業姿勢は、個人的にも応援したくあります。プランベースフードがおいしくないというレッテルを貼られないためにも、是非がんばっていただきたいなと強く願います。

TEXT/スギアカツキ

【スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitter@sugiakatsuki12

「ソイシーバーガー ~ソイのおさかな風フライ~」(490円)

(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 www.mos.jp)

<このニュースへのネットの反応>

今日、カウンターのメニューでソイシーバーガーを指さして「ソイバーガー一つ」って注文したら写真と違うのが出てきた。「これ違うのでは?」って聞いたらメニューには載って無いけど「ソイ(ハン)バーガー」が別にあるとの事。みなさん気をつけてください!!!

中途半端に緑色してるせいでカビ生えてるように見えて無理

たぶん勘違いした意識高い系部長がグイグイプロジェクトを引っ張って企画を通しちゃったんだろうなぁ(完全に憶測)

偽肉にジューシィーさがないとかあほか

いつまでこのヤラセ番組は続くのかねぇ。(*´Д`)TBSの汚点番組w

見た目がメロンパン。牛乳パックに入った麦茶を飲んだ時のような感覚になりそう。

ヴィーガンだったとしてもこの番組はヤラセだから、信用できないな

グリーンバーガーにフィッシュ(ただし魚は使ってない)が出てたのか…ソイパティ系とか植物原料系は普通に食べられるけど特別美味いもんでもないからなぁ

>なぜグリーンバンズを採用したのかは不可解であり  ←なんで、ってモス社は有機野菜を使っててヘルシーアピールで看板の色まで緑に変えたぐらいだから緑色を使ってみたかったんでしょ。でも色合いが中途半端な緑なんだよなぁこれ

これグリーンバーガーと同じバンズ使って、尚且つソイパティ(あっちは焼いてる)じゃなくて、魚フライの様に作ってみたってことだよね。ジューシーさが足りないのは、そりゃ魚に近くしたフライなんだから当たり前でしょ。ミシュランの星持ちがそんな事も分からないのか。バンズが緑色ってのも、グリーンバーガーが一定数重要あるからじゃないかね

で、美味かったのかどうかが気になるな 実際に食った人、よかったら教えてほしいな

これ見て一回買ってみようと思ったから、ヤラセだとしてもすごく良く出来てる。

まぁ、そもそもパンの生地として緑色が巷でどう評価されているか何て調査すれば分かるようなものだけどね

満場一致の不合格の品がどんな味か、気になる人がこぞって買いに来る。良い宣伝になったじゃないか

ミスター味っ子で中江兵太くんが作ってたヨモギパンのハンバーガーとか当時気になったけどなあ もっとみどりみどりしてるかと思ったけどうぐいす色な感じになるんだなあ

魔鴨>抹茶系食品やヨモギ系食品を当たり前のように受け入れている日本人が、緑のパン如きに怯んでどうするのです。草餅を見て忌避感を抱きますか?抱きませんよね? さぁ「パンダンリーフ 食品」で今すぐ画像検索するのです、あの着色料を入れたかのような鮮やかな緑をご照覧あれ!

番組関係無しにこれは見た目のせいで惹かれないな・・・

これプレゼンの仕方もダメ過ぎる元々アレルギーで食べられない人向けに作ってることを、番組内で一切言っていないから、何でフィッシュバーガーがあるのに、わざわざソイで作ったのかという説明になっていないまあ、味もイマイチだし、野菜少ないけち臭いバーガーだからしょうがないけど

他のヴィーガン食と比べてどうかだろ。人間の食べ物と比べたらまずいのなんて分かりきってるんだから

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