【芸能】市川團十郎、先代から引き継ぐ“時の重み”にしみじみ SEIKOとのタッグで新プロジェクト発足
歌舞伎俳優の市川團十郎白猿、市川ぼたん、市川新之助が9日、東京・銀座のSEIKO HOUSE GINZAで行われた『SEIKO「時と日本文化プロジェクト』プレス発表会に登場した。
同プロジェクトでは、「日本文化の魅力を再発見すること」を目的とし、伝統文化やものづくり、食文化、アート、芸能など、さまざまなイベントや展示会が同所で不定期開催される。第1回は、歌舞伎俳優・坂東玉三郎の衣装展『四季・自然・生命~時の移ろいと自然美~』(6月8日~18日)となる。7月4日と5日には、“時”をテーマに、歌舞伎の面白さを伝えるイベント『時からの学び』も予定。この『時からの学び』では、セイコーのグループアンバサダーでもある團十郎がプロデューサーを務める。
團十郎ははじめに、「舞台ではお客様の“時”をお預かりしている。その“時”の中で役者としての時間をすごし、お客様と共有するわけです」と持論を展開し、「ですから、今回のような“時”をテーマとしたコラボレーションも大変楽しみにしております」と意気込んだ。そして、現在上演されている『若き日の信長』にも触れ、「祖父から父が受け継ぎ、父から私が受け継いだ。その“時の重み”をきょうも感じてまいりました」と力強く語った。
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