【芸能】AKB48、大規模なリストラの前兆? 結成初期からのチーム制を廃止した目的は
AKB48のチーム8が4月30日、横浜・ぴあアリーナMMでラストコンサートを開催し、昼夜の2公演で計1万5000人を動員。公演終了を以って活動を休止したことを、各スポーツ紙などが報じた。
チーム8は、2014年にAKBのチームA、K、B、4に続く5番目のチームとして誕生。47都道府県を代表したメンバーが「会いに行くアイドル」として全国各地でイベント出演やコンサートを重ね、メンバーはほかのチームと兼任しながら、チーム8として独自の活動も行っていた。
しかし、メンバーは当初の47人から29人に減少し、さらに、結成から活動をバックアップしてきた、日本を代表する大手企業・トヨタ自動車のサポートが21年3月に終了。メンバー卒業などで、メンバーが不在の府県もある。
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「以前は、地方のトヨタ関連の仕事などにメンバーがブッキングされ、トヨタとタッグを組む恩恵を最大限に受けていた。ところが、トヨタもコロナ禍での経費削減によってバックアップを止めることに。すると、チーム8単体での収益は大幅に激減した」(音楽業界関係者)
それでも、メンバーの本田仁美や小栗有以らはAKBでの中心メンバーに成長。それだけでも、チーム8を結成した意義はあったが、同所で同29日に行われたAKBの公演でもファンにとっては衝撃的な発表があった。
AKBの結成初期から導入していたチーム制の休止を発表。今回の決定は、コロナ禍で8人に制限していた劇場公演の出演人数を今秋から16人に戻すためのもので、現行のチーム制およびキャプテン制を休止。
その後、「正規メンバー」「研究生」の新体制に移行。それに伴い、現チームの最後のコンサートは、8月4~6日まで横浜・KT Zepp Yokohamaで開催されることも発表されたというのだが……。
「明らかに、グループとしての規模を縮小することになったが、もはや、これまでのように大人数を抱えている余裕がなくなったので、大規模な〝リストラ〟がチーム制廃止の目的だろう。先がないと思ったメンバーは自然に辞めていくだろうし、劇場公演・テレビ出演のチャンスが減るので売れそうなメンバーしか残らないだろう」(芸能記者)
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