あずきバーはなぜ硬い?歯が折れる・・・って本当!?
“硬さ”がネットで話題に上がりがちな井村屋のアイス「あずきバー」。この硬さを測定した動画が、定説をくつがえす意外な結果となっています。ま、まさか……ロビンマスクの鎧より硬いといわれたあのアイスが、銅の剣より柔らかいなんてっ……!
動画を公開したのは、いろんな実験動画を投稿している市岡元気さんのYouTubeチャンネル「GENKI LABO」。「あずきバーがサファイアより硬いって本当?」とのうわさを検証します。
“硬さ”といっても、その指標にはさまざまなものがあります。有名なのはモース硬度ですが、2つのものを比較する相対的な数値のため工業的には使いにくいという欠点があります。数値化できるものとして「ロックウェル」「ビッカーズ」「ブリネル」「ショア」などがあり、状況に応じて使い分けることになります。
今回は、あずきバーは溶けるとの特性を考慮して「微小球反発硬さ試験機」を使うことにしました。セラミックの球を物質に当てて、反発の高さを計測するものです。「1」に近いほどより硬いことを示します。
まずは、あずきバー以外のいろんな物質を測定してみます。銅は意外に柔らかく「0.231」、ルビー(サファイアと同じ鉱物)は「0.887」という結果が出ました。
あずきバーがサファイアより硬いのならば、0.887よりも大きい値が出るはずです。冷凍庫から取り出したばかりの状態で測定してみると、結果はなんと……「0.104」。銅板よりも柔らかいという、なんだかとっても当たり前なことが分かってしまいました。銅より硬かったら食べるとき歯が欠けちゃいますもんね。「うわさは調べなければよかったな……」と元気さんは残念そうです。
動画ではこのあと、液体窒素で冷やしたあずきバーの硬さも測定します。液体窒素にドボンと入れると、あずきバーから泡がぶくぶくと立ち上がり、表面は真っ白に。すごいことになっています。
なお、「あずきバーがサファイアより硬い」というウワサは、以前に関市のナイフメーカーが行った、「ロックウェル硬さ」を測定した実験によるもの。この実験では測定値が安定せず、一瞬だけサファイアを超える値が観測されました。このときの実験では「あずきバーはナイフや包丁の硬度を測るロックウェル硬度計では計り知れない潜在硬度をもったアイス」と結論づけられていました。
<このニュースへのネットの反応>
硬さは評価方法によってブレが大きい未だに謎の多い要素って知らないのかなぁ
ジョークをジョークのままにしておけない事を無粋と言います
比熱の関係で試験機の温度も冷やさないと溶けちゃうんでは
>銅より硬かったら食べるとき歯が欠けちゃいますもんね まず銅より歯のほうが硬いんだが。硬さの実験の話で硬さについての間違った発言されちゃうと実験結果も胡散臭く感じるわ
高級時計の風防でお馴染み『人工サファイア』と同じ組成で巨大化形成したモノが、欧米軍需関係で『透明装甲(transparent armor)』って言われてるのは知られてないからなぁ… 防弾ガラスと比べ同じ性能を1/3の厚さで実現し、通常不可能に近い『.50口径弾頭を貫通させない』硬さを持ちながら、「サファイアガラス」同様無色透明という…
「硬さ」と「固さ」の違いも分からずに硬度試験なんて無駄なことを… 中学校からやり直せ.
ペロペロしてると瞬間的に固くなるんだよw
あずきバーは喰ったら歯が折れることもあるが、宝石を喰おうとする奴はいないだろ。そもそも食品と鉱物で比較実験してる時点で頭悪すぎ。もっと意義のある実験できないのかよ。動画ネタのために食べ物で遊ぶな。測定に使ったやつとか液体窒素につけたやつちゃんと喰ったんだろうな?まさか廃棄してないよな?
悪魔将軍「硬度あずきパワー!」
勘違いしてるけど駄菓子屋の放置しすぎた冷凍庫に入ってた小豆バー(あんまり売れない、数十年物が放置)が豆の真まで固まって一回り二回り小さくなった密度が高くなったのをかんだりしたから歯がかけたりしてただけだぞ■これがかたくてつかいやすいんなら研磨で使われてるよ