【芸能】フジの新ドラマが〝ワースト争い〟に加わることになった理由
女優の奈緒が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」の第2話が20日に放送され、平均世帯視聴率が4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、関東地区)を記録し、第1話の5.8%から0.9ポイントダウンしてしまった。
原作はハルノ晴氏による同名コミック。制作陣には、社会現象を巻き起こした14年の同局系連ドラ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で演出を務めた西谷弘氏をはじめ、当時の制作スタッフが再集結した。
奈緒が演じるのは32歳で平凡なOLの主人公・吉野みち。永山瑛太演じるカフェ店長の夫・陽一とは結婚5年目でセックスレス歴2年の夫婦。
EXILE/三代目 J Soul Brothersの岩田剛典は奈緒の上司・新名誠役で、田中みな実は新名の妻でキャリアウーマンの楓役。夫婦のセックスレスをテーマに、30代男女のタブーに切り込んだ禁断の恋愛ドラマ。一見幸せそうな2組の夫婦が複雑にもつれ合う姿を描いているのだが……。
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「主人公は子どもが欲しいので夫との行為をしたいが、夫は拒絶。一方、岩田が演じる上司もキャリアウーマンの妻と没交渉で、そのうち主人公にひかれていく役柄。そこから、『昼顔』の流れにつながっていくことになるが、そもそも、このご時世、パートナーとセックスレスに悩む夫婦の数は減る一方のはず。にもかかわらず、そのテーマで視聴者に刺さると思っている制作サイドは認識が甘かったようだ」(テレビ局関係者)
その結果、第2話を終えた時点で早くも4月期にスタートしたドラマの〝ワースト争い〟に加わることになってしまった。
「20日に各ドラマが放送を終えた時点で、GP帯のドラマでは、いずれも日本テレビ系でジャニーズを起用した『だが、情熱はある』が4.7%、芳根京子主演の『それってパクリじゃないですか?』が4.5%、そして奈緒のドラマの3本が早くも4%台にダウン。しかし、ドラマの内容からして、いずれも、5%台に浮上するのは難しそうだ」(芸能記者)
制作サイドのリサーチ力も数字に大きく関係しているようだ。
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