【芸能】太田光、Adoの『ANN』は“令和の中島みゆき”と絶賛「凄いダブる」
人気歌手のAdoは、今月からニッポン放送の人気番組『オールナイトニッポン』(通称ANN)の月曜パーソナリティを務めている。3月まで同曜日のパーソナリティを務めていたCreepy Nutsから引き継いだ形だったが、いきなりANN1部のパーソナリティに抜擢されるのは、俳優・菅田将暉以来だという。“歌い手”として人気を博す彼女は、現在も素顔を公表しておらず、メディアへの露出も少ないことから謎に包まれた存在だが、ANNでは軽快なトークを披露している。その『Adoのオールナイトニッポン』を聴いている爆笑問題・太田光が、自身のラジオ番組で彼女の魅力を称賛した。
11日深夜に放送された『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)の冒頭で、3日から始まった『Adoのオールナイトニッポン』のリスナーであることを明かした太田光。メッセージ性の強い個性的な音楽で聴衆を魅了しているAdoだが、そのイメージとは一味違う、明るく軽快なトークが面白いという。確かに放送を聴いてみると、番組が注目されていることに対して「皆様もの好き…こんなラジオ聴いて」とリスナーに語りかけたり、一方で友人の反応について「友達はAdoに一切興味がない」「誰もツイートもLINEもしてくれない」と関心の薄さを嘆いたりと、自虐ネタを織り交ぜたトークは“20歳の明るい陰キャ”を謳っている通り、リスナーとの距離をぐっと近づけるような魅力がある。
その姿で思い出されるのが、かつて同じ月曜1部のANNでパーソナリティを務めていた歌手の中島みゆきである。1979~1987年に同番組を担当した中島は、放送終了後も同番組の節目のたびに復活放送が行われたり、2013~2018年には『中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ』でリスナーと交流したり、ANNと深いつながりがあった。彼女もまた、歌番組などメディアの露出が極端に少なく謎の多い人物として描かれながらも、ラジオでは軽妙な語り口を披露し、多くのリスナーからの支持を集めることとなった。
当時、中島のANNを愛聴していた太田は、Adoと中島の姿が「凄いダブる」と言い「もう“令和の中島みゆきだなあ”と思って聴いてる」と独自の視聴方法で放送を楽しんでいた。ネット上にも、太田と同じように「中島みゆきのオールナイトニッポンを思い出す」「中島みゆきのラジオに近い」といったリスナーからの指摘があがっており、Adoのパーソナリティ就任はかつての番組ファンにとっても嬉しい起用になっているようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)
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