【芸能】堺正章　「特別にみんなに愛されて」いたミュージシャンとは「憎まれない人」「人の悪口言わなかった」

堺正章　「特別にみんなに愛されて」いたミュージシャンとは「憎まれない人」「人の悪口言わなかった」

　タレントの堺正章（76）が26日放送のフジテレビ「ボクらの時代」（日曜前7・00）に出演。17年3月に死去した歌手のムッシュかまやつさん（享年78）について語った。

　この日は俳優の岸部一徳、西田敏行とトークを展開。岸部が「同年代で頑張ってる人っていうと、そんなにたくさんいないですよね」と話を振ると、堺は「若くして亡くなる方もいたり、随分お別れを僕もしたけど」と語った。西田が「最近のところでは」と続けると、堺は「（ザ・）スパイダース、ムッシュ（かまやつ）がいなくなって。この前ちょっと7回忌ね。この前やりました」と明かした。

　「でも、ああいうミュージシャンでいいなと思ったのは、かまやつさん特別にみんなに愛されてる」と堺。西田が「かまやつさんを嫌いな人っていないでしょ」と語ると、堺は「憎まれない人だった」としみじみと話した。

　西田が「下駄を鳴らしてどこへ行く～♪」とかまやつさんの楽曲「我が良き友よ」のフレーズを歌うと、堺は「（どこへ行く、ではなくて）奴が来る」と歌詞を訂正。西田が「かまやつさんごめんなさい」と謝ると、堺は「まだ帰ってないですから。7回忌後」と苦笑。西田は「まだいらっしゃる、ごめんなさい、ごめんなさい」と再び謝った。

　堺が「かまやつさんのいいところって、何って人の悪口言わなかった」と回顧すると、西田も「あー、やっぱりそれはそうだ」と同調した。堺が「人の悪口言わないで、自分を肯定するって難しいよねって。言って自分を肯定することの方が楽だよね」と語ると、西田は「おっしゃる通りです。本当にしっぱなしだ俺」と話した。