【スポーツ】新庄剛志監督、WBC侍ジャパンに「世界一決まり」「さらに盛り上げて優勝して帰ってきて」
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督(51)が20日、都内で開催された『山下本気うどんフランチャイズ募集開始記者発表会』に出席した。現在開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本が快進撃を続けているが、新庄監督も「世界一」と日本代表優勝に太鼓判を捺した。
「山下本気うどん」ブランドアンバサダーとして同店の制服姿で登場した新庄剛志監督。「昨日も(オープン戦で)東京ドームでジャイアンツを倒してやってきました」とのっけから満面の笑み。監督として初年となった昨年は自身が率いる北海道日本ハムファイターズはパ・リーグ最下位に終わったが、これに伴い「BIG BOSS」も封印された。発表会でも“BIG BOSSポーズ”を求められると「それはもう終わったんで」ときっぱり拒否していた。
そんな新庄監督は、大谷翔平選手やダルビッシュ有選手ら日本代表の活躍に盛り上がりを見せているWBCについてコメントを求められると「いや、もう、世界一決まりじゃないかな。それしかないですね」と太鼓判。そして「8対7で(決勝で)日本がアメリカに勝ってくれたら、一番面白い試合になるんじゃないかな」と想像した。「今、野球が盛り上がっているんで、さらに盛り上げてもらって優勝して帰ってきてもらえることを信じています」と期待を寄せた。
また日本代表入りしている日ハムの伊藤大海投手については、「フォアボールを出すな。打たれてもいいからストライクを投げなさい」とアドバイスしたそうで「彼は強い気持ちを持った選手だし、どこの場面でも使える選手だということは栗山監督も言っていたので、彼がマウンドに立ったら抑えてくれると信じています」とエールを送った。
この発表会ではブランドアンバサダーに就任する前から「山下本気うどん」のファンだった新庄監督が、一番好きなメニュー「白い明太チーズクリームうどん」を作ることに。普段は全く料理をせず、これが初めてという監督は、うどんを湯切りして、醤油、バター、明太子を投入し、最後に大量のホイップクリームをのせた。これを同ブランドの生みの親である芸人・インタビューマン山下が試食したが、「めちゃめちゃおいしんじょう」と顔をほころばせると、監督も「うれしんじょう」とダジャレで応戦。もともと山下が組んでいたお笑いコンビのファンだった監督は山下と親しくしていて「つーやん」「しげちゃん」と呼び合う仲だそうだ。同ブランドはフランチャイズを同日より募集しているが、山下は「料理しない男がこれだけ美味しいうどんを作れるんですから大丈夫です!」と呼びかけた。
この発表会でも「(自分の)人生100点なんで。これ以上ない人生です」と新庄監督らしい発言も飛び出したが、まもなく開幕するシーズンでは「最速で50勝!!」と目標を掲げた。「うちのチームはスタートダッシュをかけないと。これをクリアしたら若いファイターズの選手たちは勢いに乗っていってくれると思う。気合い入ってます!」とチームの活躍を誓った。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)
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