【芸能】紅ゆずる、“悪い女”をテーマにした写真集の発売イベントに登場「宝塚にいた時には、絶対見せることがなかった表情やカットが満載です!」
紅ゆずる写真集『悪い女 A BAD WOMAN』の発売を記念したイベントが、 2023年3月11日(土)に開催。 イベントの前に行われた会見に、 紅ゆずるが登場した。
元宝塚歌劇団星組トップスター・紅が、新たな表現にチャレンジした写真集「悪い女 A BAD WOMAN」が現在好評発売中だ。芸能生活20周年のメモリアル的作品でもある今作は、これまでのイメージをくつがえすようなさまざまな“女”に憑依。“一人の悪い女”の物語を創作して、時にはワイルドに、時には清純可憐に、時にはセクシー、妖艶に、多種多様な姿を披露。鍛え上げられた肉体美、色とりどりな豪華コスチューム…今彼女がもっとも表現したい全てを網羅した作品になっている。
会見に登場した紅は、2月に発売された写真集の反響を聞かれ「最初に、先行画像が公開された時は、良い意見とそうでない意見半々なのかなと自分では感じていたんですけれど、発売してみると、意外と多くのみなさんが喜んでくださっていて、とても反響は良かったです」と返答。また、全てがこだわり抜いたカットだという自信作の写真集から、特に気に入っているという海で撮られた写真を、集まった報道陣に見せてくれた。
また、タイトルにある“悪い女”に自身は、実際になったことがあるかという質問には「私がなった経験はないです(笑)。 けれど、ここでいう“悪い女”の意味とは違いますが、小さい頃は好奇心旺盛で、とてもいたずらっ子でした」とはにかんだ。
なにか覚えているイタズラエピソードを!と求められると、「子どもの頃、風船を使ってどこかに飛んで行くというような、絵本を読んだんです。 それを自分でもやろうと、自分の体に風船をくくりつけてアメリカに行こうとしたんですけど飛べず…。 その風船に自分の住所や名前を書いて、今度はアメリカに届くつもりで、風船を空に飛ばしたらすぐ目の前の電線にひっかかって、大ごとになってしまいました。 子どもの頃は、そういうことばかりやっていましたね(笑)」と、茶目っけたっぷりに答えた。
また、続けて“悪い女”とはどのような人だと思うかと聞かれると、「その人の中の、孤独や哀愁みたいなものが、ちょっとマイナスでネガティブな方向に引っ付くことによって、色々なことを引き起こしてしまうというのが、私が思う“悪い女”のイメージ」とした。紅がどのようにそんな“悪い女”を表現したのか。ぜひ、写真集を手にとって確かめていただきたい。
3月27日(月)からは、主演を務めるドラマ「俳句先輩」(日テレプラス・ひかりTV)の放送が始まる。その見どころを聞かれると、「私が演じるのが俳句先輩という、例えば春だったら、春の季語以外のものは、食べない、見ない、使わないというちょっとクレイジーな人です。ただそんな俳句への情熱で周りの人々を巻き込んでいくというところが面白く濃厚なドラマで、俳句にあまり興味がない人が俳句入門として見ることもできる、とても楽しいドラマになっています」とアピールをした。
さらに、写真集に続いて「日めくりカレンダー 紅ゆずる、はじめました。」(小社刊)が、4月1日(土)に発売されることも決定している。「“紅ゆずる、はじめました”というタイトルは、“冷やし中華、はじめました”のような感じで、紅ゆずるになりきって、毎日を過ごしていただきたいなということで決めました。私は、すごいポジティブなので、使ってくださる方もポジティブな思考を持って、日々を過ごしていただきたいなと思います」とそのタイトルに込めた思いを語った。
カレンダーには、紅の格言が31個、記されおり、“紅画伯”と自称する彼女の絵が全てのページの背景に添えられている、とてもユニークなカレンダーに仕上がった。こちらも併せてチェックしていただきたい。
また、熱烈なタイガースファンとして知られている紅に、現在開催中の WBC についての感想を求める場面も。「野球もとても宝塚と似ていて、組や球団によってそれぞれのカラーがあると思います。その中で、私は、阪神が好きですけど、日本代表となるとそんなカラーが違うチームから集まって、勝利を手に入れようとする、そこにとても共感します。個人的には、ヌートバー選手が可愛らしくて好きですね」と笑顔で話した。
最後にファンに向けてコメントを求められると、「宝塚の男役の時には、絶対に見せることがなかった表情やカットが多い写真集となりました。自分の中でも挑戦でしたが、この写真集が見てくださった方にとって、何かを挑戦するときの第一歩を後押しできればなと思います」と締めくくった。
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