【芸能】中居正広が安倍元首相の告別式参列を告白 ひまわり持ち「安倍さ~ん、ありがとう」
タレントの中居正広が4日放送のニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」に出演し、昨年7月に死去した安倍晋三元首相を弔問していたことを告白した。
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんなど、昨年に亡くなった芸能人との思い出を語るなかで言及。どのタイミングで安倍さんを弔問したのか口にしなかったが、昨年7月12日に東京・増上寺で行われた告別式に参列したようだ。
中居は安倍元首相と「お付き合いは全くなかったですけど」と切り出し、「一般の方も参列できると聞いて」弔問を決意。その日がちょうど仕事もオフで「一人で」参列した。
手向ける花を購入するために一人で花屋に来店。「実は…」と献花の花を買いたいと説明し、「色がある花は(葬儀マナーとして)良くないんですか?」と聞いた。花屋の店員から「そんなことはないですよ」と言われ、「ひまわりを持っていってもいいんですか?」と確認してひまわりを購入した。
その足で告別式会場に向かった。警備員に「花を手向けたいんですが」と聞いたが、献花の終了時間を繰り上げられたと説明され、献花は叶わなかった。警備員に「(安倍元首相を)お見送りをするんでしたら歩道でお待ちください」といわれ、見送ることにした。
その場で「2時間くらい待った」後、「安倍さんを乗せた車(霊きゅう車)が目の前を通った時、『安倍さ~ん、ありがとう』って持っている花を安倍さんに向けて振った」と回顧した。
あれから8か月ほどがたち、「自分でも(告別式に)行くと思わなかった」という。首相経験者が凶弾に倒れる前代未聞の事件に「いてもたってもいられなかったのかな」と語った。
テレビ局関係者の話。「中居さんは芸能人の告別式に基本的には参列しません。それは、一人でひっそりと追悼したいからだそうです。安倍さんの告別式に参列していたとは驚きました」
中居は2018年9月、東京・港区の光林寺で営まれた女優の樹木希林さんの告別式に参列したが、他の芸能人の告別式には基本的に参列していない。だからこそ、安倍元首相の告別式への参列は関係者の間で驚きをもって受け止められた。