【芸能】『NSC大ライブ』“29歳の遅咲きコンビ”江戸ベルトが優勝しNSC首席 元人力舎芸人&元現場監督の異色コンビ

【芸能】『NSC大ライブ』“29歳の遅咲きコンビ”江戸ベルトが優勝しNSC首席 元人力舎芸人&元現場監督の異色コンビ

【芸能】『NSC大ライブ』“29歳の遅咲きコンビ”江戸ベルトが優勝しNSC首席 元人力舎芸人&元現場監督の異色コンビ

 日本最大級のお笑い養成所・NSC(吉本総合芸能学院)の卒業ライブ『大ライブ TOKYO 2023』決勝戦が14日、都内で開催され、スーパーかつ。(29)とキタムラクロー(29)によるコンビ・江戸ベルトが優勝した。

【集合ショット】合計304組の生徒がエントリー!NSCの卒業ライブ

 同大会は、毎年NSCの卒業間近に行っている卒業ライブNSC東京校28期及び、エリア校生決勝組の12組の合計304組の生徒がエントリーし、1番オモロかった「チャンピオン」の称号を目指して、白熱したネタバトルを繰り広げた。

 キタムラは別のコンビを解散し、知り合いを仲介してかつと昨年10月に江戸ベルトを結成。成績上位のコンビではなかったが、この日でごぼう抜き。見事に1位に輝いて、NSC首席の座を勝ち取った。今の率直な思いを問われるとキタムラは「率直でおなじみですが、うれしい」と大喜び。かつも「今まで負け続き。ここまで結果が出てこなくて、やさぐれてかまし絡みみたいなのを同期にしていた。『首席に決まってるでしょ』みたいな。ホンマに優勝したから、あしたからかませない(笑)。嫌味になっちゃうので。それだけが残念」と幸せをかみ締めていた。

 この日の見届人はNSCで講師だったNON STYLEの石田明、パンクブーブーの佐藤哲夫が務めた。石田は、キタムラについて「端から能力値が高かった。高かったけど、ぶつかり合っていた。きょうはコントでしたけど、漫才もすごくいい塩梅」と評した。キタムラは「めちゃくちゃうれしい!」とご満悦。かつへ、石田は「お前は、めちゃくちゃ人間がいい。変な作戦とかいらん。真っすぐやればいい。少年ジャンプ主人公キャラやから」と背中を押し、かつは「M-1王者に人となりを褒められるとは」と幸せの絶頂だった。

 佐藤は「授業を始めたばっかりは、どこの組も最初から技術的にはうまいんですよ。でも、どこかしらであったようなもの、コピーだったりした部分が見えてくるんです。その中で1年を通して『自分たちの面白いところを作りなさい』と話してきた。江戸ベルトは、そこが1番強く映し出されていた。自分的にも言ってきたことを、こうかなえてくれるんだとうれしかったです」と講評し、キタムラは「めちゃくちゃうれしい」と改めて語彙力を失っていた。

 29歳と遅咲きのキタムラは、大学卒業後にプロダクション人力舎に5年にわたり所属してきたが、NSCに入学して新たに芸人として1歩を踏み出した。この日のMCを務めたインディアンスも知らなかったようで、驚き。気になる先輩後輩の関係について、キタムラは「僕は敬語で行って、おごってもらえればうれしい」と皮算用をしていた。

 一方の、かつは大学卒業後に「名古屋港で現場監督してました。たぶん、納税額でもNSCの首席」と、こちらも意外な経歴して笑わせた。再びインディアンスは「そうなの?」と目が点だった。「オモロいし、イケるやろ」と、もともとお笑いをやりたかったが、奨学金などで1000万円ほどの工面が必要だったため「時間が掛かってしまった」という。

 また『NSCライブ』は「通過点」とする。かつは「面白いと思うのはハリウッドザコシショウさんとか、GO!皆川さん。最近はソマオミートボールさんに腹抱えて笑ってます」と憧れを語り、キタムラは「テレビとかいっぱい出たい。『イッテQ』とか出たいです」と夢を口にしていた。

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NSC首席の座を勝ち取った江戸ベルト(左から)キタムラタクロー、スーパーかつ。 (C)ORICON NewS inc.

(出典 news.nicovideo.jp)

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