【芸能】「相棒」ハラスメント発覚が視聴率低下に追い討ちをかける「シリーズ終了」
水谷豊主演の人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)シリーズが、現在の放送分でやはり終了ではないか、との情報が流れている。
制作する東映の元社員の20代女性が、「相棒」などの撮影現場でハラスメント被害に遭っていたと告発。19年から20年にかけ、複数の男性から「会いたい」とメッセージを送られたり、交際相手の有無を聞かれたりしたという。会社側に訴えたものの、対応した男性社員に「我慢するべき」などと、ぞんざいに扱われたとされる。芸能ライターが語る。
「この女性は21年に休職し、昨年10月に退社しています。東映側が弁護士による調査を行い、労働組合に報告して公表されたことで明るみに出たわけですが、大手配給会社の古い体質が露呈したということでしょう」
そこで囁かれるのが「相棒」への影響だ。
「水谷演じる杉下右京の人情味あふれる人柄が人気を博していますが、実際の現場でハラスメントが行われているというのですから、なんとも皮肉な話。現在、放送中の『シーズン21』は初回から16話連続で2ケタ視聴率を記録した。ただ、シリーズを追うごとに右肩下がりになっており、今やひとケタが出てもおかしくないギリギリの状態。現場は必ずしも一枚岩ではなく、今回の件でいよいよ打ち切りもあるかもしれませんね」(前出・芸能ライター)
昨年元日に放送された「season20」のスペシャル版では、非正規雇用の女性を嘲笑するかのようなシーンが追加されていたと、担当した脚本家がブログで告発。物議を醸していた。撮影現場にハラスメントが横行していたとすれば、さもありなんといったところか。
(ケン高田)
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