【芸能】橋本環奈に“アイドル女優の呪縛”…このままだと「代表作が紅白司会」になる恐れも
昨年末の大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」で司会を務め、圧倒的な回し力と、肝の据わった司会ぶりを見せつけた橋本環奈(24)。若い世代にも絶大な人気と好感度を誇っているが、橋本の本業はあくまで「女優」である。
昨年10月に報道された中川大志(24)との熱愛や、紅白の司会ぶりなど大きく話題になるのは女優以外の話題ばかり。だが、出演自体は途切れておらず、2月23日公開の映画「湯道」に出演するほか、「リング」などで知られるホラー映画界の巨匠・中田秀夫監督の「禁じられた遊び」(9月8日公開予定)にジャニーズWEST・重岡大毅(30)とダブル主演する。
橋本といえば、「1000年に一人の美少女」としてブレークを果たした背景があるが、見た目の愛らしさと152センチという身長から、実年齢より下の年齢の役柄を演じることが多い。「女優としての代表作は?」と聞かれて、即答できるのは熱烈なファンくらいだろう。
■「キングダム」「かぐや様は告らせたい」人気作に次々と出演したが…
「橋本さんは『キングダム』や『かぐや様は告らせたい』『弱虫ペダル』など漫画原作の実写映画作品に、多くお呼びがかかる女優です。また『銀魂』や『今日から俺は!!』などコメディー映画に定評のある福田雄一監督作品の常連でもあり、どうしても特徴的な見た目に縛られた役柄になりがちです。ただ、20代半ばに差し掛かり、そろそろ骨のある重厚感のある作品にシフトチェンジしていかなければならないタイミングでもあると思います」(映画製作関係者)
橋本と同年代の女優には、永野芽郁(23)や広瀬すず(24)がいるが、永野は映画「マイ・ブロークン・マリコ」(22年公開)、広瀬は「流浪の月」(同)で清純なイメージを破る役柄にも挑戦している。
「今年9月に公開される『禁じられた遊び』で、橋本さんはサバサバした切り替えの早い性格の仕事ができる大人の女性を演じるそうです。初の大人の女性役ですが、もともと橋本さんもサバサバした性格で、同性にも好かれる要素をもっているため適役といえるでしょう。ただキャリアウーマン風の装いが違和感なく見られるかが、鍵となりそうです」(同)
橋本は、昨年公開された映画「カラダ探し」では、同じホラー作品でも女子高生を演じた。クラスメートから仲間外れにされるという役どころだったが、映画を見た人の感想には《あんなに可愛い顔をした子に対して、クラスメートの男子が「アイツはないわ」って? あり得ないでしょ》《橋本環奈演じる主人公がのけ者にされてる理由が可愛すぎる以外に思い付かなくて少し違和感を感じる》と、どうしても橋本の可愛すぎる見た目に引っ張られてしまったという意見も目立った。
初の大人の女性役で、“可愛すぎる呪縛”から解き放たれ、アイドル女優脱却なるか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/017cc2733f5e90ac9bccf4daa770060758698e2a