【芸能】堺雅人の「電撃独立」で、『半沢直樹』続編はもう見られないかもしれない
堺雅人の「電撃独立」で、『半沢直樹』続編はもう見られないかもしれない
いま次回作が最も待たれている俳優・堺雅人(49歳)の「決断」に、芸能界が揺れている。
堺は20年以上所属した「田辺エージェンシー」を昨年末で退社し、個人事務所を設立したのだ。スポーツ紙デスクが語る。
「田辺エージェンシーの田邊昭知社長は芸能界の実力者です。その田邊氏は堺さんを大作にしか出演させない方針で、規模の大きくない舞台や映画にも出演したかった堺さん本人との間にスレ違いが生じていた。それが今回の『電撃独立』につながったわけです」
堺の新事務所には元マネージャーも加わっているが、田辺エージェンシーとは業務提携せず、後ろ盾がいない状態だ。
堺は今夏放送のTBS「日曜劇場」に主演予定である。だが、TBSは困惑しきりだという。
「これまでTBSは、かつて所属していた夏目三久さんを平日朝の帯番組のMCに起用したり、田辺エージェンシーに所属する女優を発掘・育成する番組『私が女優になる日』を放送するなど、同事務所に貢献してきました。そうやって田邊社長のご機嫌をとることで、『半沢直樹』シリーズや今夏の『日曜劇場』への堺さんの出演が決まっていたといっても過言ではありません」(TBS番組制作スタッフ)
しかし、そうしたTBSの営業努力は、堺の独立ですべてご破算になってしまったといえる。
「今後は堺さん本人とのやりとりになります。こだわりの強い役者さんですから、役柄のイメージが世間に固定するのを嫌がって、『半沢直樹』続編への出演はもうOKしない可能性もありますし、そもそもTBSを優先してくれなくなるでしょう」(前出・スタッフ)
堺はどんな出演作を今後は選ぶのか。TBSは不安だろうが、視聴者は楽しみでならない。