【芸能】『紅白』大トリ歌手、国民的俳優、大物お笑い芸人まで “禁煙に成功した芸能人”
18日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系/毎週水曜22時)が、「愛煙家対抗 負け残りタバコ我慢対決」を放送した。これは集まった愛煙家タレントたちが、1時間に1回行われるゲームで争い、勝てばタバコを吸って即帰宅できるという企画だった。喫煙者にとってはタバコを吸いたくても吸えない状況はつらいもの。禁煙を決断したとしても、失敗して喫煙生活に戻ってしまう人も少なくない。今回は、かつて喫煙者だったが、タバコから卒業を成し遂げた有名芸能人を紹介したい。
【写真】『紅白』大トリ歌手、国民的俳優、大物お笑い芸人まで <禁煙に成功した芸能人>
■ 福山雅治
歌手、俳優として活躍中の福山雅治。昨年は主演作『ガリレオ』シリーズ最新作の『沈黙のパレード』が公開され、大みそかには『第73回 NHK紅白歌合戦』の大トリを務め、ヒット曲「桜坂」を歌い上げた。そんな福山が禁煙したきっかけには、仕事で反省する出来事があったことを自身のラジオ番組で明かしている。松嶋菜々子と共演した2003年のドラマ『美女か野獣』(フジテレビ系)に出演した際、扁桃炎になってしまい、収録に穴を明けてしまった。その時を福山は「こりゃダメだ。たくさんの人に迷惑をかけた」と思い、まず扁桃炎を治す目的でとりあえずの禁煙を開始。そのまま禁煙が続いているという。
■ 有吉弘行
多数の冠番組を抱える有吉弘行も、禁煙に成功した1人だ。2013年に多数のフォロワーを抱えるツイッター上で「たった今、タバコを辞めました」と投稿し、禁煙を宣言。あえて注目を集める形でスタートさせた禁煙だったが、その後も「手が震えますね。タバコ辞めると」「イライラする」「強烈に吸いたくなる瞬間が1000回ぐらいあったが、本日無事無煙。。。無煙仏への道は険しい」と投稿を続け、禁煙の困難さを“実況”。苦労の末に禁煙に成功し、昨年には自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(TOKYO FM/毎週日曜20時)でタバコの話題になった際、現行の価格が1箱約600円ということに「600円!?」と驚いていた。
■ タモリ
“お笑いビッグ3”の一角、タモリもかつては1日に何本も吸うヘビースモーカーだったが、独自の方法で禁煙したという。以前、『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」でゲストと禁煙の話題になった際、「タバコを吸いたいと思ったら15秒数えていた」と発言。その理由は「人の欲望は15秒も続かないから」だと教わったからだという。この方法は“タモリ式禁煙法”として伝播しており、現在もSNS上には「試しにやってみたタモリ式禁煙法が想像以上に効果アリ」「タモリの禁煙法は真実。今のところ十年くらい禁煙できてる」といった“成功報告”が寄せられている。
■ 堺雅人
禁煙は持続するのも難しい。タバコを吸うか迷ったとき、俳優の堺雅人のとった行動は一風変わっている。主演作の大河ドラマ『真田丸』(NHK総合ほか)、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)シリーズなどで知られ、今や国民的俳優の堺だが、禁煙は役作りで開始した。その後、1年近くが過ぎた頃、再びタバコを吸うかどうか迷っていた時際、都内にある「タバコと塩の博物館」を訪れたという。その理由について堺はかつて『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した際、「タバコとはなんなのかというのを、もう一度ゆっくり向き合ってみたかった」と説明。熟慮した成果か、堺が再びタバコに手を出すことはなかったという。
■ 舘ひろし
テレビドラマ『西部警察』(テレビ朝日系)、『あぶない刑事』(日本テレビ系)などの刑事役で知られる舘ひろし。ドラマや映画で紫煙をくゆらすシーンが印象的な舘だが、実生活でもかつては40年間、1日に何十本も吸うほどのヘビースモーカーだった。40代で健康に不安を覚えて以降、何度か禁煙に挑戦したが失敗が続き、禁煙治療に通うことでついに成功させた。その後は、禁煙治療の啓発イベントに出席するなど、積極的に「禁煙」について発言している。
■ 和田アキ子
「あの鐘を鳴らすのはあなた」「笑って許して」といった楽曲のほか、長寿番組の『アッコにおまかせ!』(TBS系/毎週日曜11時45分)でもおなじみの“ゴッド姉ちゃん”こと歌手・和田アキ子。かつては芸能界有数のヘビースモーカーと言われた和田だったが、2008年にウォーキング中に息切れを感じて医師にかかったところ「このまま、タバコを吸い続けると、歌うことができなくなる」と言われ、そこで禁煙に踏み切ったという。禁煙に成功するまでのてん末は『禁煙アッコ 和田アキ子禁煙事件』(宝島社)という本にするほど壮絶だったようだ。
<このニュースへのネットの反応>