【芸能】井上真央“悠依”と佐藤健“直木”が情熱的なキスを見せるも、切なくミステリアスな展開に<100万回 言えばよかった>
井上真央が主演を務める金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第1話が1月13日に15分拡大で放送された。男女3人の数奇な運命の始まり。切なさと謎に満ちた展開が視聴者を魅了した。(以下、ネタバレがあります)
同ドラマは、数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも奇跡を起こそうとする、主人公・相馬悠依(井上)と、鳥野直木(佐藤健)、魚住譲(松山ケンイチ)の3人の姿を中心に描く、 “切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー。
「きのう何食べた?」(テレビ東京系)、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK総合)などを手掛けた脚本家・安達奈緒子氏による完全オリジナルドラマとなる。
第1話は、悠依の誕生日にプロポーズしようと決めていた直木が姿を消す。悠依は懸命に探すなか、刑事の譲と出会う。後日、譲は街中で直木の姿を見つけて話しかけるが、直木は幽霊となっていた。
■悠依と直木のキュンとするキスシーンに大反響
視聴者はもちろん、譲にも“見えて”いる直木だが、悠依は見ることも感じることもできない。その切なさは、恋の始まりが描かれることによってさらに増した。
14歳の頃にそれぞれわけあって同じ里親の元に預けられていた悠依と直木。2年前、直木がシェフを務める店を悠依が偶然訪れて20年ぶりに再会した。
それからほぼ毎日会うようになったある日、直木の店で開かれたこども食堂に美容師の悠依も手伝いで参加。すると悠依の体調の変化に鋭く気付いた直木は、すぐに自宅に送って看病した。
「なんで直木は私のことそんなに分かるんだろう」「そっちだって俺の思ってること分かってるでしょ」「うん、分かる。今も…」という会話をして、じっと直木の目を見つめる悠依。「何?」という直木の返事に「あれ?違ってたか」とつぶやくが、直木は「違ってない」とキスをした。
そして唇を離して「合ってた?」と言うと、悠依は「合ってた」と微笑み、直木の頬に両手を添えてキスのお返しをした。
「#金ドラ100万回言えばよかった」がTwitterのトレンド上位にランクインしたなか、このキスシーンへの反響も大きかった。「久しぶりにキスシーンで声出た」「今のキスシーンかわいい」「めっちゃドキドキした」といった声が上がっていた。
しかし、そんな愛おしい2人のその後を思うと悲しみがよぎった。
代々霊が見える家系の寺の息子である譲は、今まで一度もその経験がなかったが、初めて直木のことが見えた。直木はそんな譲を頼って、悠依に接触を図る。
信じられないだけでなく、「それって直木が亡くなったって言っているのと同じですよね」と受け入れたくない思いもあった悠依。しかし、直木が譲に憑依して作ったハンバーグと、思い出の“しょっぱいプリン”を食べてハッとする。見えも聞こえもしないが「でも分かる、そばにいてくれてる」と感じ取った。
運命の人だと思った人が突然いなくなった悠依の悲しみ、大切な人が目の前にいるのに思いも伝えられずピンチを助けることもできないもどかしさを抱える直木、自分の状況に驚き、とまどう譲。そんな3人を、井上、佐藤、松山が見事な演技力で表した。憑依した場面では直木と譲が交互に映し出されていったがとても自然で、乗り移った直木の感情を松山がふっと表すところにも見入った。
このオンエアの当日、3人が番宣で出演した「ラヴィット!」(毎週月~金曜朝8:00~9:55、TBS系)で、せりふの感情を当てる演技ゲームを行った際、松山の演技を井上と佐藤が完璧に読み取って正解し、ファンから「さすが」の声が寄せられていた。言うまでもなく、その本領がいかんなく発揮されているわけだが、これから3人がどのように化学反応を起こしていくのかも楽しみになる第1話となった。
また、ファンタジックな展開に加え、直木がどんな事件に巻き込まれたのかというミステリーもあり、視聴者の間ではさっそく考察も始まっている。
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