【芸能】井ノ原快彦のジャニーズ改革 タッキー辞めたのに滝沢歌舞伎決行、成人式も復活か
激震のジャニーズ事務所をめぐり、元V6の井ノ原快彦(46)が結束に動き出している――。滝沢秀明氏の後任として、関連会社であるジャニーズアイランドの社長に就任。元旦に配信された「デイリー新潮」のインタビューでは、所属タレントとより密にコミュニケーションを取ることを宣言。さらに、ファンが願う〝伝統行事〟の復活に尽力している。
ジャニーズ事務所をめぐっては、「King&Prince」の平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が5月22日をもってグループから脱退し、年内退所を発表。さらに、週刊文春で7人組グループ「IMPACTors」の全員が退所するとも報じられ、「Sexy Zone」のマリウス葉は昨年末をもって活動を終了し、芸能界からも引退した。
そんななか、注目されたのは1月1日に「デイリー新潮」で配信された井ノ原のインタビューだ。
井ノ原は報じられた「IMPACTors」の全員脱退を素直に認め、キンプリを脱退する3人を含めてタレントの独立や移籍を制限する慣習についても「もうそんな時代じゃない」と言い切り、容認の姿勢を示した。
また、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長と、退所するタレントとの確執も伝えられたが、「僕は本当に聞いたことはないです」と否定し「誰かの邪魔して築きあげてきた〝帝国〟であれば、とっくに崩壊しているはずですよ」と意に介さず。その上で、ジャニーズJr.ら所属タレントと面談を重ねており、今後も密にコミュニケーションを取っていく意向を明かした。
「昨年退社した滝沢秀明氏が10年以上も演出を務めてきた『滝沢歌舞伎』を『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』と題して4月に上演することを発表した。事務所内では退社したにもかかわらず『滝沢歌舞伎』として上演することに反対する声が強かったが、井ノ原が所属タレントの心情やファンの反発を考慮して、押し切ったといいます」(芸能関係者)
さらに、井ノ原は事務所への帰属意識とタレントの結束を高めるため、〝伝統行事〟の復活に尽力してきたという。
「2006年を最後に開催されなくなった〝ジャニーズ成人式〟の復活です。この場では、先輩タレントが立会人を務め、成人となる後輩を祝ってきた。ジャニーズのつながりを感じさせ、一体感を生み出してきたイベント復活を井ノ原さんは〝内部改革〟の一環として主張してきた」(同)
くしくも今年20歳を迎えるタレントは「なにわ男子」の道枝駿佑、長尾謙杜をはじめ、ジャニーズJr.の岩崎大昇(美 少年)、佐藤龍我(美 少年)、作間龍斗(HiHi Jets)ら総勢10人以上おり、18歳成人を含めれば、近年にはないほど豊富だ。
「毎年、ファンからは『成人式の復活』を求める声が多数寄せられてきたが、井ノ原はそんな思いにも応えようとしている。開催されれば、ファンの声に耳を傾けることをアピールできる」(テレビ局関係者)
東スポWEB
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