【芸能】『半沢直樹』の続編は絶望的? 堺雅人が大手事務所を退社、影響は大きいか
俳優の堺雅人が、昨年12月いっぱいで所属事務所・田辺エージェンシーを退社していたことを、一部スポーツ紙が報じた。
記事によると、同事務所と話し合いを重ねた末、独立を決断した。今後は個人事務所を設立し活動していくという。
もともと、堺は1992年、早大の演劇研究会から劇団「東京オレンジ」の旗揚げに参加し、看板俳優として活躍。大学在籍中(後に中退)から同事務所預かりとなり、数年後に正式契約。そこから20年以上にわたって在籍していたという。
今年10月に50歳の節目を迎えるが、役者としてさらなる高みをめざして、新たな環境に身を置くことを選んだ模様。堺は周囲に「20代からお世話になっているので、田邊(昭知)社長には大変感謝しています」と話しているという。
「表向きには円満退社のように思われるが、ここまで所属して来て退社を決断したということは、よほどの理由があったと思われる。今までは大きな力に守られていたが、今後、独立独歩でやらなければいけなくなった。妻で女優の菅野美穂も仕事量を増やすことになるのでは」(テレビ局関係者)
堺の代表作といえば、TBS系のドラマ「半沢直樹」シリーズ。2013年版での決め台詞「やられたらやり返す! 倍返しだ!」は流行語にもなり、ファンの期待に応えて2020年には続編も放送された。
一部報道によると、近年、堺は自分の思い描く役者像と事務所が思う仕事の進め方で方向性が異なることもあったそうで、そうした“すれ違い”が増えていった結果が、契約終了の一因なのだとか。
この夏にはTBSにて堺が主演で、半沢シリーズで演出を務めた福澤克雄氏とのタッグでの大型ドラマも決まっているというが、どうやら、「半沢」の続編はなさそうだというのだ。
「おそらく、TBS以外の局は事務所に忖度してしばらく堺の起用を控えることになるのでは。となると、映画を中心に仕事をこなすことになりそうだ」(芸能記者)
事務所退社で堺の〝働き方〟が変わりそうだ。
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