【芸能】柏原芳恵が2年ぶりのライブで見せた涙…万感の思いでファンと再会
翌年に「No.1」でデビュー後、80年代前半のアイドル・ブームの一翼を担った柏原芳恵。
デビュー42年を迎えながらも、今なお変わらぬ歌声と美貌を保っている。
そんな彼女の色褪せない魅力が堪能できるのが2年ぶりに開催されたライブ「柏原芳恵Live2022~A ・ RU ・ KU 第二章~」だ
同ライブは、2020年11月に行われた「柏原芳恵40周年コンサート ~ A・RU・KU ~」の第二章として2022年11月4日に東京・日本橋三井ホールで行われたもので、会場観覧とネットでのオンライン配信を同時に行なう”ハイブリッドコンサート”形式で開催された。
ライブでは、柏原のメッセージが映し出されたVTRで幕を開け、「A・RU・KU~愛してる人にちゃんと愛を伝えてますか?~」からスタート。イントロが流れる中、赤いドレスをまとった柏原が「ようこそ!こんばんはー」と手を振りながら登場。1曲目から歌いながらステージの端まで歩き、観客一人一人に手を振ってファンとの再会を心から喜んだ。
その後、「皆さま、こんばんは。柏原芳恵です!やっと会えました。すっごく今日の日を楽しみにしておりました。『手拍子』『拍手』で、ぜひ盛り上げてください」とあいさつし、「メドレーを作ってきました。私史上2番目かな?長いです(笑)。皆さんも心して応援してくださいね」と断って「第二章・くちづけ」から始まるメドレーを披露。
「第二章・くちづけ」「乙女心何色?」「めらんこりい白書」「恋人たちのキャフェテラス」「渚のシンデレラ」「花梨」「桜の木の下で」と一気に7曲を熱唱してMCへ。MCでは、「『桜の木の下で』歌ってみました。(カップリング曲のため)どう?びっくりした?」と茶目っ気たっぷりにコメントし、「(第1部の)後半はもちろんこの曲からお届けします。『春なのに』!」とにっこり。
代表曲である「春なのに」を歌唱後、「ちょっとなら媚薬」「夏模様」「タイニー・メモリー」「カム・フラージュ」「ト・レ・モ・ロ」「悪戯NIGHT DOLL」とリリース順で披露。ファンたちとの歩みを振り返るような歴史をたどるセットリストで魅了した。さまざまなジャンルの曲を歌ってかわいらしい表情から妖艶な大人の表情までさまざまな顔を見せる中、「久しぶりでしょ?『ハイヒールを脱ぎすてた女』!」と言ってアルバム曲である「ハイヒールを脱ぎすてた女」を歌い、コアなファンの心をくすぐる一幕も。
第2部は、白のロングドレスに着替えて登場。第1部の熱気を途切れさせないよう「ハイヒールを脱ぎすてた女」と同じアルバムに収録されている「夢以上・恋以上」をアコースティックバージョンで歌い、「ひとりごと」へ。「ひとりごと」では、リリース当時と比べてしっとりさを増した歌声で”現在の柏原芳恵”の魅力を垣間見せた。その後、MCでは「どう?『ひとりごと』。初々しくて私は好きなんだけど。まだ歌って大丈夫だよね?(笑)」とおどけて笑いを誘った。後半では、「やっぱりうれしいね。こうやって皆さんの顔が見られることが。本当にうれしいです。ありがとう!」と感謝の言葉を口にして、思わず涙ぐむ場面も。
ほか、カバーアルバムに収録されている曲や名曲「ハロー・グッバイ」などもパフォーマンスし、28曲にわたるボリューム満点のライブを締めくくった
12/30(金) 8:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e2bf3b526f495db80b22d4c038eb9f245b89656