【芸能】“隠れた売れっ子”朝加真由美67歳 転機となった20代“
2003年、2006年と2期放送され、最高視聴率20%超えを記録したドラマ「Dr.コトー診療所」(フジ系)が16日公開の劇場版で復活。主演の吉岡秀隆、看護師役の柴咲コウらメインキャスト9人が再集結しており、柴咲の母親役の朝加真由美(67)もその一人だ。
「16年ぶりにスタッフと再会し『ありがとう』『嬉しい』と大喜び。脳内出血で半身麻痺が残るという難しい役をリアルに自然体でこなしている」(映画記者)
函館市生まれの朝加は1971年「ミス・セブンティーンコンテスト」北海道代表に選ばれて芸能界入り。73年、「ウルトラマンタロウ」のヒロイン役で女優デビューを果たす。
「アイドル歌手としてレッスンを受けていた最中に出演が決まり、本人は『北海道訛りも抜けず、不安しかなかった』と泣いてばかりいたそうです」(芸能記者)
「あさかまゆみ」の名で歌手デビューするもヒット曲に恵まれず、「性格的にアイドルは無理」と断念。「オールスター家族対抗歌合戦」で萩本欽一のアシスタントを務めて人気を得る一方、「劇団青年座」の研究生として女優修業を積む。
転機は80年、20代半ばで挑んだ初主演映画「純」でのオールヌード演技だ。
「当時は『全て中途半端』と悩み、引退まで考えていたようですが、清純派の殻を破った妖艶な演技が出品したカンヌ国際映画祭でも評判に。ポルノ映画のオファーも殺到した」(同前)
世の男性に衝撃を与えた“伝説のヌード写真集”
その後発売した2冊のヌード写真集も大きな話題に。
「形のいい豊かなバストと官能的な表情で世の男性に衝撃を与えた。1冊は映画『続エマニエル夫人』の監督、フランシス・ジャコベティが撮影した伝説的な作品となった」(芸能デスク)
以降は「暴れん坊将軍」などの時代劇からサスペンスドラマまで幅広い役柄をこなす名脇役として活躍。
「実は年間6~7本のドラマにコンスタントに出続ける“隠れた売れっ子女優”です」(前出・芸能記者)
私生活では86年、時代劇俳優の篠塚勝と結婚。二女をもうけたが2005~06年頃に離婚している。
「13年に俳優のベンガルとの不倫疑惑が報じられたが、朝加は『仲のいい俳優仲間』と否定。ベンガルは15年近く妻と別居中だが、離婚はしていない」(同前)
近年は母親役が多い朝加だが、長女の手塚真生(まい・32)も女優として活動中。
「18年には『本当の親子なら面白い』と映画『夜明けまで離さない』で初共演し、親子喧嘩も演じた。手塚もNHK朝ドラ『ちむどんどん』に出演するなど、名脇役として評価が上がりつつある」(ドラマ関係者)
母娘再共演も近そうだ。
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