まだ続いてる~VARに大賛成だったイングランド代表OBが衝撃の暴論「VARを廃止すべき」
これぞまさにご都合主義と言わずして何なのだろうか。かつてはVARの導入に大賛成していた元イングランド代表選手が、突然の手のひら返しでVAR批判を展開している。
カタール・ワールドカップ(W杯)もグループステージが終了し、ノックアウトステージがスタートしている。
今大会では、半自動オフサイド判定のテクノロジーの他、VARも導入されており、テクノロジーの発展を感じさせる大会に。しかし、そのVAR判定をめぐっては、多くの議論がなされている。
特に世界中で大きな話題となったのは、日本代表vsスペイン代表の一戦で生まれたゴール。日本がスペインを下すことに繋がった田中碧のゴールだが、その前の折り返しのシーンで三笘薫が蹴ったボールが、ラインを割っていたかどうかという議論が大きくされている。
W杯を主催する国際サッカー連盟(FIFA)もこの議論に対して公式見解を示し、ラインの外には出ていないことを説明。また、プレミアリーグの元主審なども見解を示し、多くの人がラインアウトのルールの解釈を間違っていると指摘した。
FIFAのルール上、ボールが「完全に」ラインの外に出ている必要があり、少しでもラインにかかっていればインプレーとみなされる。三笘の折り返しのシーンは、ボールが接地している部分は完全に外にあるが、側面の頂点が僅かにラインにかかっていることが証明されており、ルールに則れば間違いなくラインアウトはしていないことになる。
このシーンの他にも、アルゼンチン代表vsポーランド代表の一戦では、クロスボールに出たポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーの手がアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの顔に触れた。しかし、それがVAR判定の結果ファウルとなりPKが与えられ、このシーンも問題視されていた。
数々のVARの判定にはもちろん議論がつきものだが、イギリス『ミラー』でコラムニストを務め、イングランド代表やリバプールでもプレーしたスタン・コリモア氏が噛み付いた。
『ミラー』は、VARが導入された際には大きく賛成していたとコリモア氏のことを紹介。しかし、今は完全に考えを変え、VARが試合からなくなることを望んでいると伝え、コメントを紹介した。
「ワールドカップ、特に大会の終盤では、世界最高のレフェリーがいるはずだ。ここ数日、グループステージが終わったら、VARを廃止すべきだったという説得力のある議論がある」
「我々は今、VARを人々が望んでいるものにすることができる領域に入りつつある。もしそれができたとしても、どこかで反則行為は起こるだろう。それが心配だ」
「それがアルゼンチンvsポーランドで起きたことだと言っているのではない。あれは単にレベルの低い審判だった。実際、メッシにPKを与えるというダニー・マッケリーの決定は、私が今まで見た中で最悪のVARの決断だった」
「メッシが恐らく彼の最後のW杯であるとか、カタールが支援するクラブでプレーしているとか、このW杯で特別な重要性を持っていると考える人ではいことは良かった」
「ただ、トーナメントでより優れた審判の1人がモニターに行き、それを見て、VARと話し、それでPKを与えたという事実は、その瞬間の審判とVARの基準が恐ろしいものだったことを示している」
「この決定は計り知れないものであり、フットボールのルール上全く意味をなさない。過去150数年の間に、世界中のどのレベルで行われたフットボールのどの試合においても、それはPKではなかったと言える。また、別のVARも長く待つ必要はなかった」
「ボールの1mmを除いで全てが白線を越えたにも関わらず、まだ白線の中にあるとみなされる状況に陥ったとは信じられない。私は、ドイツが敗退したことなど本当に気にしていない」
「イングランドの観点からすれば素晴らしいことだが、それでも道徳的に間違っており、そのボールが入っていたという判定は、常識に欠けているだろう」
「これは、交通監視員がやって来て、『あなたのホイールがラインを 0.00001mm 超えているので、80 ポンドの罰金を科す』と言っているのと同じだ。なぜなら、それについて我々がどう感じるかは誰もが知っているからだ」
「ルールを変更して、ボールが1mmラインを越えたらアウトというルールにしたほうが公平だ」
「選手たちが、105m×68mのピッチで必要なことをするのに十分なスペースがないわけではない。そして、各ボールにチップを入れれば、レーザートリップワイヤーに相当するものを周囲に巡らせ、我々に知らせることができる」
「もしイングランドがそのように倒されていたら、私は本当に怒っていただろう。そして、それら2つの決定がVARを『決められた仕事しかできないもの』と再び見えるようにしてしまった」
コリモア氏が言わんとしていることは分からなくもないが、明らかに都合の良い手のひら返し。もし、イングランド代表が恩恵を授かっていれば、こんな発言はしないと思われ、VARを称賛する可能性も考えられる。
そもそも、FIFAが定めている競技のルールを変えるべきと言い出すあたり、何とでも言える話。この先イングランド代表がVARに救われた際にはどんな発言をするのか注目されそうだ。
<このニュースへのネットの反応>
<ボールの1mmを除いで全て>除いてる時点で全てじゃないじゃん
言ってることが矛盾してるなあ。これが逆だったら何も言わないんだぞ。所詮白人なんてそんなもの
うんまあ当初はこっちもびっくりしたけどね。目視より理論的だし、いいと思う。
言いたい放題ですな
単に厳密に裁定できるようになっただけのことで、公式ルールが変わったかと言えば別に変わってないはずなんですけど、何か
白人の為にルール変えたらアジア勢が活躍したから文句と。またルール変えてきたりして
こういうのは始まる前か全部が終わってから言えよと思う
全スポーツでビデオ判定導入しよう。審判のサポートレベルでいいから
意味がわからん、1mm超えてボールが出たらアウトにしたいなら変えるべきはVARじゃなくてイン/アウトのルールだろ。それとも機械判定じゃなくヒトの目視判断優先にしろってこと?それこそ担当者の裁量でで結果が変わるんだから道徳的にNGだろ。審判なんて最終的には全部機械判断させるのが理想でしょ。
「ワールドカップ、特に大会の終盤では、世界最高のレフェリーがいるはずだ。」 20年前のイタリア人とスペイン人に同じこと言ってみろよ?
殆ど突破できてない状況だからドイツの意志を継いでドイツにはできないプレイでクロアチアに勝ってほしい
道徳の話のほうがもめるから機械的に判定してるんだろ。
>ボールが1mmラインを越えたらアウトというルールにしたほうが公平だ いや、「いまのは1mm出てたからアウト!」もそれはそれで不公平感出るでしょ。
だったらコイツは街中で停止の白線とかを1mmでもはみ出さずに一生やっていけるんだろうね?それ破って道徳とか常識をとやかく言われても文句ないんだろうね?
主審も人だから迷って誤審を疑われることも多かったから取り入れたVARなんじゃないの…?
>ボールが接地している部分は完全に外にあるが、側面の頂点が僅かにラインにかかっている ←ノーゴール派は、ボールがラインに触れていないとして抗議してるんだろうね。
こんなゲームに負けて駄々こねてる幼稚園児みたいなみっともない意見が、イングランドサッカー界代表するような人の意見なの?ラインが何のために引いてあるのかを考えて?
>交通監視員がやって来て、『あなたのホイールがラインを 0.00001mm 超えているので、80 ポンドの罰金を科す』と言っているのと同じだ。例えが逆じゃないか?今まではこれを監視員の目視によって判断されていたが、VARがあればより精度高く超えたかどうか判断できるって話だと思うが。
ついに、審判の主観(買収や贔屓によって汚染される)が入り込む余地のない、ルールに則った実力で勝負が決まる時代が来たのだ。ついていけない元選手は黙っててください、あなたの時代じゃないので。
どこかの半島人みたいな難癖ですなぁ?あ、サッシ