【芸能】大泉洋、チョコプラからの「自由にやってる」に反論「3年連続、紅白の司会ですよ」
この1年間に人々にインスピレーションを与えた人を讃える「GQ MEN OF THE YEAR 2022」の授賞式が11月30日、東京アメリカンクラブ(東京都港区)で開催された。そこで「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞」を受賞したお笑いコンビ・チョコレートプラネットが、「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクター賞」受賞の俳優・大泉洋に質問し、大泉が反論する場面があった。また「メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞」受賞のアイドルグループ・Sexy Zoneの松島聡や中島健人も大泉に質問した。
受賞者でトリとして少し照れながら登場した大泉洋。ステージに上がると「大変ありがたく光栄ですが、こんなにド派手なパーティがあるとは思わなかったものですから。こんなにお客さんがいるんですね」と驚いた。同アワードは男性向けライフスタイル誌『GQ』日本版が選出し今年で17回目となるが、3年ぶりに有観客で行われた。「私が出てきましたら、ワーッと迎えていただいて、あの辺でずっと俺に向かって『北海道!』って叫んでいる人がいて…。あまり出身地を連呼されてもなあ」と首をかしげると、MCの角田晃広(東京03)が「北海道を代表する方ですから」ととりなした。さらに客席に「うるさいなあ! 私語が過ぎるんです!」と突っ込んだ大泉だったが、シリアスからコミカルまで役をこなし、俳優だけでなく司会もこなすマルチな活躍が評価されたという。
受賞者たちによるトークセッションでは、チョコレートプラネットの松尾駿が「番組もやらせてもらうようになって、あまり自由度がなくなってきてしまった」と現状を述べて、「大泉さんは自由にやられている。どうしたらそういう風に何も考えずにできるのかな?」と質問。これに「ものすごく考えてますよ。何も考えていないとは何事…」と反論した大泉は「私、どこでそんなに自由にやってます? 3年連続『紅白』の司会を私するんですよ。どれだけ自由のない世界で私が司会をしているか。『紅白』なんてもうガチガチに決まっています」とぶっちゃけた。
さらに大泉はさきほど「うるさいなあ!」と発言したことを、裏でマネージャーから怒られたと打ち明けて「いけません。ダメみたいですよ。この歳になって怒られるのはすごい傷つきますからね。気をつけてください」とアドバイス。角田は「自由には代償があるんですね」、チョコプラの長田庄平も「自由になりすぎるのも良くない」と納得していた。
続けてSexy Zoneの松島聡から「僕の理想のタレント像は視聴者に愛されるタレントなんですけど、大泉さんは(視聴者との)距離感が近く感じるんです。心がけていることはありますか?」との質問が飛び出した。これに大泉は「大河ドラマに出たり紅白の司会をしても『大泉洋には永遠の小者感がある』と小池栄子ちゃんに言われた」と話し、「絶妙な小者感を出すことが距離感の近さじゃないですかね?」と推測した。さらに中島健人から「パーマをかけた方がいいですか?」と些細な質問をされた大泉は「馬鹿にしてるでしょ? ケンティーからこういう風に扱われる小者感」と改めて小者感を実感した様子。そんな大泉はかつて「私にも付き合えそうな有名人」のランキングで1位を獲ったことが一番嬉しかったという。それでも「ジャニーズの皆さんには小者感を狙って欲しくないですね」ともコメントした。
他の受賞者は「メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞」に俳優・町田啓太、「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・ラッパー賞」にラッパー・Awich、「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・スポーツマン賞」に格闘家・那須川天心、「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・オーサー賞」に作家・川上未映子氏、「メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーショナル・インフルエンサー賞」にモデルでインフルエンサーの川原渓青。授賞式ではAwichがスペシャルライブで盛り上げた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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