【芸能】尾上右近「2022年の集大成」 年末年始は“スサノオ役”で完全燃焼
歌舞伎俳優の尾上右近、元宝塚歌劇団雪組トップスターの水夏希が28日、都内で行われた『J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ 詩楽劇「八雲立つ」』の取材会に出席した。
【写真】華やかな詩楽劇衣装と並んで意気込みを語る尾上右近、尾上菊之丞ら
本公演は、音楽や狂言、歌舞伎など日本古来の伝統芸能に新たな価値を創造することを目的とした事業「J-CULTURE FEST」の一環で、魅力的な“にっぽん”の文化体験空間を創出する正月の恒例イベント。今作は尾上菊之丞が構成・演出を手掛け、荒魂と八岐大蛇の物語を描く。12月30日~2023年1月1日まで東京国際フォーラム ホールB7で上演される。
スサノオ役の右近は「歌とお芝居と踊り、存分に自分のやるべきことを生かせる舞台をご用意いただいた。いい球を投げてもらっているので、思いっきり打ち返すだけです」と気合十分に語り「2022年の尾上右近の集大成。今年一番のいいお仕事にさせてもらい、年始の公演では『もう今年はこの舞台を越えられないな』と思えるような仕上がりにしたい」と言葉に力を込めた。
イワナガヒメ役の水も「今回の作品で和物ですけど、アルゼンチンタンゴの音楽を川井郁子さんがバイオリンで弾いていただく。なかなかない珍しいコラボができる。イワナガヒメを存分に妖艶に演じたいです」と意気込みを話した。
<このニュースへのネットの反応>