【芸能】加藤浩次『スッキリ』で相方の結婚を笑顔で伝える 視聴者は16年前の号泣謝罪を思い出し感慨
お笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭壱(54)と元AKB48のタレント西野未姫(23)が22日、結婚したことを発表した。山本の相方である加藤浩次(53)は、23日放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で「凄いおめでたいですし、僕自身も嬉しい」とにこやかな表情で祝福していた。
『スッキリ』によると、加藤浩次は2人が交際を始めた当初から報告を受けており、お互いに結婚を前提としていると知って山本圭壱に結婚願望があったことが意外だったという。自炊や洗濯もまめにやっているので「もう山本さんは結婚しないのかな」と思っていたが「あれよあれよでそのまま」入籍することとなり、加藤は「本当に嬉しい」と喜んでいた。
前日に山本圭壱と西野未姫の結婚が報じられてから、ネット上では30歳以上の年の差をマイナスに捉えるコメントも少なくなかったが、加藤は「人生って男女関係なく、1人にモテれば良い」「ただただ地球上にいる1人の人に、モテれば十分」と夫婦となるのに年齢差は関係ないと持論を展開。結婚して21年、3人の子の父親となり、不倫スキャンダルなど皆無な彼の言葉は重みがある。ただ西野より3歳下になる長女が「結婚したい」と山本を連れて来れば、「絶対に嫌ですよ!」と蹴り飛ばす動作をして他の出演者を笑わせていた。
この『スッキリ』だが、17年目となる来年3月で終了することが11日に発表された。ふり返れば同番組がスタートしたのは2006年4月、その3か月後に山本が淫行騒動で吉本興業から専属マネジメント契約を解除され、このニュースを番組内で扱うこととなった。加藤は「16年(当時)連れ添った相方がこういう形で報道されるのはすごい腹立ちますし、情けないし、気持ちの整理がついていない状況です。本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、涙を流しながら謝罪した場面は大きな反響を呼んだ。
それから10年が経った2016年11月、都内で行われた極楽とんぼ・復活ライブツアーの千秋楽で加藤の口から山本の吉本復帰が発表された。極楽とんぼを解散する道を選ばず、加藤は相方を支え、吉本への復帰を働きかけてきたのだ。その加藤は2019年7月に同番組で闇営業をめぐる一連の問題で吉本興業の大崎洋会長、岡本昭彦社長を批判したいわゆる「加藤の乱」を経て、吉本興業とエージェント契約を結ぶも2021年3月で終了。現在は山本だけが吉本に残っているが、極楽とんぼとしての活動は継続し、ラジオやテレビのBS番組でコンビとして出演している。
今回の『スッキリ』で、相方の結婚のニュースを笑顔で伝える加藤を感慨深い思いで見ていた方も多い。「相方の山本さんの不祥事で号泣した加藤さん、16年経って、山本さんの結婚発表に笑顔の加藤さん笑…スッキリ終わる4か月前に素晴らしいニュース」、「山本さんスッキリ始まった2006年に問題起こして加藤さんは号泣して…スッキリ終了が告げられた2022に結婚で加藤さんの嬉しそうな顔が見られるとか……なんかすごいね」、「長寿番組の良さが詰まってた。切ってしまう日本テレビは、本当にそれでいいのか、考えるべき伏線回収だった」という声がネット上で見受けられた。
画像2枚目は『極楽とんぼ 山本圭壱 /けいちょん 2022年10月3日付Instagram「週末極楽旅」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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