【芸能】錦鯉が疲れすぎて「力尽きる寸前」 新しい『M-1』チャンピオン誕生まであと少し
17日に『M-1グランプリ2022』の準決勝進出者27組が発表された。準決勝は30日、決勝は12月18日となっており、新しい漫才師の日本一が決定する。昨年の覇者、錦鯉は長谷川雅紀が史上最年長(当時50歳)だったため、年明けからの超多忙スケジュールに心身ともに耐えられるか心配されたが、無事に次のチャンピオンへバトンを渡すことができそうだ。
過去最多となる7261組がエントリーした『M-1グランプリ2022』。過去3回決勝に進出しているオズワルド、2021年ファイナリストの真空ジェシカ、ロングコートダディが順当に準決勝に駒を進めた一方で、今年がラストイヤーとなる金属バットや見取り図、ランジャタイが敗退。また2021年ファイナリストのインディアンスやゆにばーす、モグライダーも準々決勝で涙を飲んだ。熱狂的なファンを持つコンビも多く、準々決勝の敗者のなかから1組が準決勝に挑める「ワイルドカード」枠をどのコンビが射止めるのかに注目が集まっている。
ところで昨年に見事優勝を果たした錦鯉は、コンビ結成は2012年だが長谷川雅紀は51歳、相方の渡辺隆は44歳と実年齢では決して若手とはいえない。下積みが長く苦労を重ねた彼らの優勝をたくさんの芸人仲間が喜んでくれたが、しばらくは過密スケジュールが続くため特に長谷川の体調を気遣う声が多かった。2019年に優勝した30代のコンビ・ミルクボーイは、当時のスケジュール帳を見ても半分も思い出せないほど「とにかく忙しかった」とラジオ番組で話しており、睡眠時間を確保するのが大変だったことだけは覚えているという。
16日深夜放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)で佐久間宣行プロデューサーが語ったところによると、少し前に錦鯉と一緒に仕事をしたが、彼らは大変疲れている様子だったという。佐久間プロデューサーは「M-1の新しい人たちが出るまで、“あとちょっと頑張ったら休める”という空気を存分に漂わせ、力尽きる寸前だった」と笑い、昨年の今頃のマヂカルラブリーも本当に疲れ果ててギリギリの状態だったと振り返っていた。
この一年、過労で倒れることもなく走り続けてきた錦鯉。10月8日放送のお笑い特番『お笑いの日2022』(TBS系)内で放送された「ザ・ベストワン」で、先月の月収を明かす場面があった。それによるとマヂカルラブリーの野田クリスタルが900万円、錦鯉の長谷川が1200万円、渡辺が1000万円と答えており、「さすがは『M-1』チャンピオン」と驚かれていた。はたして今年はどのコンビが、この『M-1』ドリームを手にすることができるのだろうか。
画像は『ザ・ベストワン【公式】 2022年10月8日付Twitter「ダウンタウンさんの目の前で鬼企画「ザ・ベストワンテイク」」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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