揚げ物は刃物!?大食いフードファイターが語っている・・・

NO IMAGE

揚げ物は刃物!?大食いフードファイターが語っている・・・

 現在、YouTube大食い番組で大活躍中のMAX鈴木氏。タレント業のなかでも極めて特殊なジャンルで活動している彼は、一般的には理解できないような経験をしてきたという。

 前回はパチンコで作った500万円にも及ぶ借金を大食いで返済した話などを聞いたが、今回は大食い王現役チャンピオンを窮地に立たせたメニューや、健康面で気を付けていることなど、大食いファイターの裏側に迫った。

フードファイターにとって“揚げ物は刃物”

 まずは、大食いをするうえで日常的に気をつけていることを聞いた。特殊なトレーニングを積んでいるとはいえ、フードファイターも我々と同じ人間である。あれだけの量を一気に食べて、何もケアをせずに健康を維持できるとは到底思えない。果たしてどのようなケアを行っているのだろうか。

——フードファイターとして日頃から気をつけていることはありますか?

MAX大食い中に気をつけているのは喉と口のケガですね。揚げ物チャレンジとかで無理やり入れると喉を切り裂くので。僕にとって揚げ物は刃物なんですよ。口の中が血だらけになるし、下手すれば喉をやられて血豆ができて1週間痛いです。あとは歯のメンテナンスも大事で、クリーニングをしてもらいつつ、痛くなったらすぐに歯医者にいって処置してもらってます。いくら胃袋が空いてても、入れることに支障があったら大食いできないですからね。

◆健康診断は2ヶ月に1回

——体内の健康面で気をつけていることはありますか?

MAX健康診断は2ヶ月に1回行ってますよ。結果は今のところほとんど問題ないです。若干悪玉コレステロールが多いので、それを抑える薬を飲んでますが、それ以外はいまのところ大丈夫みたいですね。

 そういえば以前、お医者さんに「消化の分泌が異常ですね」と言われたことがあるんですが、大食いの仕事をしてるって言ったら「あ~なるほど」って納得してました。異常とはいえ、あくまで規定の範囲内で収まってはいますけどね。健康を維持できていないと、嫁さんから大食いストップさせられる「鈴木家ルール」があるので(笑)

ラーメン大食いの翌日は具合が悪い

 続けてMAX鈴木氏は、尋常じゃない量を一気に食べることで「一般人では決して体験することのない異変が生じることもあります」と語った。

——普通の人ではありえないフードファイターならではの弊害などはありますか?

MAXトイレに行く頻度と体のムクみ、あとは単純に体重増加ですね。食べるものにもよるんですが、油の多いラーメンを食べた翌日は特に具合が悪いです。ブーツが履けないくらいムクんで、「えぇーっ!! ウソだろ!?」って思ったこともありました。

 あとは食べた後の眠気との戦いがキツイです。撮影で群馬県によく行くんですけど、車で片道2時間くらいかかるんですよね。行きはもちろん問題ないですが、大食いの撮影が終わったあとは眠気がヤバいので、パーキングで2時間くらい寝ないと危なくて帰れないんです。普通の人だったら撮影が終わったすぐ帰れるのに、僕の場合は休憩含めて倍くらい時間がかかるのが辛いですね。

◆4.5キロのパフェを食べて見た地獄…

——これまでにさまざまなチャレンジメニューに挑戦しているかと思いますが、なかでも一番キツかった食べ物は何ですか?

MAX4.5キロのパフェに挑戦したんですが、これがとにかくキツかったです。たぶん工程上、作った後に一晩、冷凍庫に入っていたようなので、ほぼ全ての具材が凍っているんですよ。真夏だったので、メニューとしては絶好だったんですが、スポンジも凍っているから水を飲まないと喉を通らない。だから氷を食べながら水を飲む、みたいな感じだったんですよね。そしたら途中から身体が低体温みたいになっちゃって……。制限時間の30分以内に完食はしたんですが、もうその後がとにかく地獄でした。

 撮影が終わってパーキングに停めていた車に戻ったんですが、真夏だから車内は蒸し風呂状態じゃないですか。そんな車に乗り込んでも、寒くてしょうがないから暖房を全開して1時間半くらい放心状態。夏だからコンビニでホットのドリンクもあまり売ってないし……マジでヤバかったです。たぶん、完食した中で一番キツくて事故ったのがこれ。もう二度とやりたくないですね。

——量ではなく冷たさとの戦いだったワケですね。以前、激辛ペヤングにも挑戦してましたが……。

MAXあれもキツかったですが、これに比べたら可愛いもんですよ。辛さは30分、1時間もすれば徐々に引いてくるけど、これはもはや異次元でしたね。

◆現役チャンピオンを震え上がらせた恐怖の食材とは?

 フードファイターはどんな食材でも食べ尽くすイメージがあるが、MAX鈴木氏にも苦手な食材があり、それがチャレンジメニューとして出てきた時はさすがに苦戦を強いられるとのこと。また過去には出された途端に震え上がり、全く手をつけられなかった恐怖の食材もあったそうだ。

——嫌いな食べ物はあるんですか?

MAXあります。特に苦手なのがジビエ系。ラムやマトンみたいな臭みのある肉は100%無理です。以前、さらば青春の光さんの動画で「苦手な食べ物だったらフードファイターに勝てるんじゃないか?」っていう企画があって参加したんですよ。そこで僕はジビエ系が苦手だって言ったら、ラムのお店で大食い対決しようっていう流れになって。たしか1キロくらいだったんですが、やっぱりダメでしたね。臭いのせいで力み過ぎてムチウチになりかけましたもん。もう、頭痛くなっちゃいました。

◆限界に迫るからこそ起こる「便意のハプニング

 最後に鈴木氏は、フードファイターなら誰もが経験するであろう「便意のハプニング」についての経験を語った。常人ではないほどの量を食べるフードファイターだからこそ、“物理的に”下から出そうになることがあるようだ。

——大食い撮影中の裏話や予想外ハプニングなどはありますか?

MAX僕が見たわけじゃないんですが「おもらし」しちゃった人がいるって話は聞いたことがありますね。しかも、大きい方です(笑)。おそらく物理的に出ちゃったんでしょうね。だから、大会の時にはオムツを履いて出場する人がいるって話も聞いたことがあります。

 僕の話だと、先日の大食いの撮影のあとに、帰りの駅に向かう途中でギリッギリの状態になっちゃって……。一緒に駅に向かっていた共演者の人に「俺、ちょっと買い物あるからまだいるわ~じゃあね~」って軽い感じで言って、改札で別れた後に、近くのトイレに向かうエスカレーターですでにベルトを外していました(笑)。ホント、急に来るんですよ。ガーンッ!! って。おもらしはないですが、ピンチを迎えることは多々ありますね(笑)

 大食いは普通の人じゃ考えられない量を食べますが、もちろん普通の人間なんで……。これからも温かい目でみて応援してもらえればと思います。

 *  *  *

 ひたすら食べることで人に感動と興奮を与えるフードファイターという仕事。常に限界に挑戦し続け己自身と戦う姿は、もはやアスリートと言っても過言ではない。プロとして、さらには現役王者として君臨しているMAX鈴木氏は、その座を守り抜くべくこれからも食べ続け、そして自分と戦い続けるだろう。まだまだ彼の食べっぷりからは目が離せない……。

取材・文/仲井大和

【仲井大和】
現役競輪選手と親交がある、競輪界の事情通ライター。学生時代に始めたパチンコをきっかけに、ありとあらゆる賭け事を渡り歩き、現在は競輪やパチンコの記事を執筆している

揚げ物の大食いにチャレンジするMAX鈴木氏。揚げ物はよく噛んで食べないと大変なことになるようだ……

(出典 news.nicovideo.jp)

<このニュースへのネットの反応>

真夏だから車内は蒸し風呂状態じゃないですか。そんな車に乗り込んでも、寒くてしょうがない寒いからちょうどいいのでは?

トンカツ食ってるうちに血豆があれよあれよと育ってしまって泣く泣く半分残したもんだ

パフェは*一歩手前って感じがするな。アイスの大食いで温度下がりすぎて亡くなったって話聞いたことあるし。

大食いは糖尿病のリスクもありそうだし命削ってんなぁ。って感想。

え・・・?大食いだよね・・・?早食いじゃないんだよね?ゆっくり食えばいいじゃん

限られた時間内でどれだけ食えるか、なんだから基本喰いまくりになるだろ……制限時間ない大食いチャレンジとかYouTubeでどう流すっていうんだ

>ru 満腹中枢が刺激される前にどんどん食った方が量食えるから、ある程度は早く食う必要がある

大食いはまぁ見ないでもないけど、早食いは嫌。汚いんだもん。見てて美味しそうじゃないし。

続きを見る(外部サイト)

気になるニュースと芸能とスポーツまとめカテゴリの最新記事