【芸能】高橋和也、人生の分岐点は『男闘呼組』の活動休止「再結成は奇跡の瞬間、僕ら自身が一番驚いている」
週刊女性PRIME
会わない29年があったからこそ、今がある
48歳の文也のように“退行睡眠”の機会があったら、体験するかと尋ねると、
「いや、実際の俺はやらないですよ(笑)。あははは。映画の面白さっていうのは、空想できること。あたかも現実の世界のように表現ができる。だから、映画の世界では“飛べる”というか。そこだと思うんですよね」
劇中では、18歳以降の文也のいくつかの人生の分岐点を巡っていく。高橋にとっての人生の分岐点を聞くと、
「最初に男闘呼組が活動休止になって、離れることになったときが僕の分岐点だった。
この作品が言わんとしているように、その分岐点があるから、今の自分があるって思いますね。再結成も、その分岐点があったからこそ。(メンバーと)会わない29年があったからこそ、今があるって思います」
みんなが家庭を持ち、葛藤し、戦ってきた
’88年にデビューすると『DAYBREAK』『TIMEZONE』などヒットを連発させ、
’93年に活動を休止した男闘呼組。今年7月、伝説のバンドは再結成を発表し、10月15、16日に復活ライブを行った。この取材は、その2日後のこと。
「人生最高の2日間ですから。ただただ、もう燃焼し尽くして(笑)。今日は抜け殻のようになっていて、“大丈夫かな、この人”と周りに心配されている感じ(笑)」
高橋和也、成田昭次、岡本健一、前田耕陽。今の4人の所属事務所はバラバラ、おのおのがソロ活動を展開する中、願っても叶うはずがないと思われていた。
「本当に奇跡の瞬間というか。僕ら自身がいちばん驚いていますよ。本当にこんなに幸せな経験をさせてもらえて。本当に幸せなグループだなと思うし」
そのチケットは瞬殺だった。
「10代からずーっと、24歳くらいまで。一緒に過ごし、素晴らしい体験をさせてもらえたことが、僕らの絆を強くした。
活動休止で29年間会わなかったけど、あの時間も必要だったと改めて思います。だからこそ、この再結成がこんなに素晴らしいものになった。ひとりひとりが男闘呼組を離れて頑張ってきた29年間があり、その中でみんなが家庭を持ち、葛藤し、戦ってきた。
だから今、再び集まったときのかけがえのなさとか、それぞれのポテンシャルの高さとか、その力が出せているんだと思います。やっぱり僕らの友情には強いものがあるから。今、とっても幸せな気持ちでいますよ」
とてもうれしそうに、誇らしそうに話してくれた。男闘呼組の活動は来年8月まで、そして高橋の俳優人生はまだまだ続いていく──。
53歳、現在の夢は?
「この先の人生は、ハッピーに楽しく生きる。それがやっぱり自分のいちばん望むことだし、大事なことだと思っています。男闘呼組のライブは12月にもやるので、ぜひ来てください!」
『追想ジャーニー』
11月11日(金)より池袋シネマ・ロサほか 全国順次公開 配給:セブンフィルム
(c)『追想ジャーニー』製作委員会
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